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2011年2月25日 第1360号

平成23年度 予算案まとまる

市は、平成23年度の予算案をまとめました。
予算総額は2976億2408万円です。内訳は、一般会計1740億7067万円、特別会計751億2454万円、企業会計484億2887万円となっています。
前年度予算に比べ、総額で7.9%増、一般会計では8.1%増になっています。なお、一般会計のうち、借換債を除く実質的な予算額は7.6%増の1727億1557万円です。
また、一般・特別会計を合わせた23年度末における、基金残高(市の貯蓄)の見込みは138億6822万円、市債残高(市の借金)の見込みは1742億786万円になっています。
この予算案は、現在開会中の3月定例市議会で審議されています。
問合せは財政課(0798・35・3414)へ。

歳出
子育て支援や福祉医療を優先

「歳出」では、特別職の報酬削減を継続するなど経費の節減や既存事業の見直しを行う一方、子ども手当の拡充、保育所の待機児童解消、学校園の耐震化など市民ニーズを踏まえた施策や緊急性の高い事業を優先的に実施します。
また、乳幼児等医療費については、昨年の7月から実施している中学3年生までの医療費の無料化を継続するなど、安心・安全のための事業を実施します。
このため、前年度に比べ民生費が大幅な増額となっています。

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歳入
市税収入は前年度並み

「歳入」では雇用環境の悪化などの影響を受け市税収入は前年度を若干下回りますが、地方交付税は増額が見込まれます。
また、土地開発公社への無利子貸付金返還金の計上などにより、収支の均衡を図りました。

平成23年度予算案の内訳
区分予算額前年度比
一般会計
1740億7067万円
8.1%増
特別会計
751億2454万円
3.9%増
企業会計
484億2887万円
14.2%増
合計
2976億2408万円
7.9%増

※一般会計のうち、借換債を除く実質的な予算額は
1727億1557万円(前年度比7.6%増)

一般会計 総額1740億7067万円の内訳
一般会計の内訳グラフ

市民1人あたりでは一般会計予算 36万552円に

※平成22年10月1日現在の国勢調査速報値 48万2790人で算出

目的別に見ると次のとおりです

福祉の充実に


民生費
13万7894円

借入金の返済に


公債費
5万128円

道路や公園の整備維持管理に


土木費
4万773円

学校教育や社会教育の充実に


教育費
3万5925円


保健医療、環境学習、清掃事業に


衛生費
4万3961円

情報通信基盤の活用や文化振興に


総務費
3万3033円

消防・救急活動に


消防費
1万1544円

その他



7294円


市民1人あたりの基金残高と市債残高は
(一般会計および特別会計分)

基金残高…2万8725円
市債残高…36万836円
(平成23年度末見込み)

※平成22年10月1日現在の国勢調査速報値48万2790人で算出

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