一人ひとりが住み慣れた地域で安心して生活を送れるよう、市は、「西宮市高齢者・障害者権利擁護支援センター」を４月２５日に開設しました。
同センターでは、介護や福祉のサービスを選んだり、契約することが難しい認知症の高齢者や、知的・精神に障害のある人をサポートします。
相談などのさまざまな支援を行っていますので、気軽に利用してください。

「福祉サービスを利用したいけど、どんなサービスがあるのかよく分からない」「金銭管理を自分で行うのが難しくなってきた」。
西宮市高齢者・障害者権利擁護支援センターでは、このような悩みや不安、困り事などについて、認知症の高齢者や知的・精神に障害のある人、またその家族から電話や窓口で相談を受け、アドバイスなどを行います。相談内容によっては、「地域包括支援センター」や「障害者あんしん相談窓口」などの関係機関と連携し、支援を行います。
また、予約制により、弁護士や司法書士、専門相談員による「権利擁護専門相談」を次の日程で実施します。定員あり。

判断能力の不十分な認知症の高齢者や知的・精神に障害のある人などは、必要でない高額な商品を買わされる等の恐れがあります。
このような人を保護・援助する仕組みが「成年後見制度」です。判断能力の不十分な本人に代わり、「後見人」が金銭管理や契約などをします。
西宮市高齢者・障害者権利擁護支援センターでは、成年後見制度の利用手続きや費用などについて詳しく説明します。

介護保険をはじめとした福祉サービスについて情報提供や助言をしたり、年金の受取りや公共料金の支払い、大切な書類の管理などのサポートをします。