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2011年8月10日 第1371号

世界に広げよう 平和の心の輪

西宮ユネスコ協会
西宮ユネスコ協会
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」(ユネスコ憲章前文)。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は、教育・科学・文化を通して、世界平和と人類共通の福祉に貢献することを目的として、1946年に設立されました。
現在約190カ国が加盟していて、日本は1951年に加盟しました。
本市にも西宮ユネスコ協会があり、さまざまな活動を行っていますが、その活動の一部を紹介します。
問合せは西宮ユネスコ協会(0798・35・3892…市教育委員会人権教育推進グループ内)へ。

ユネスコの活動内容

  1. 国際的な交流活動
  2. 識字教育活動の援助
  3. 世界の自然、文化遺産の保存

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1962年に設立 西宮ユネスコ協会

「西宮ユネスコ協会」は、民間ユネスコ活動団体として1962年に創設され、来年50周年を迎えます。
会員は現在約120人。18歳以上の人が会員登録できます。
市教育委員会との共催事業など地域に根ざした各種活動をしています。
主な活動は次のとおり。
国際理解講座
国際理解を深めるための講演会を、西宮市国際交流協会と連携して毎年開催しています。3回シリーズ。
今年度のテーマおよび日程は未定です。
ユネスコ世界児童画展
市内の幼稚園児や小学生が描いた絵と、世界各国から送られてくる児童画を一堂に展示。
市内の子どもたちの作品は、外国でも展示され、世界の子どもたちと友好の輪を広げています。
今年度は来年3月13日~18日に市民ギャラリーで開催予定です。
チャリティバザー
日本ユネスコ協会連盟のコーアクション事業(開発途上国の発展に先進国の人々が自らかかわりを持ち、互いに協力し合うもの)を支援するためのバザーを開催。収益金の一部は同連盟を通じて世界寺子屋運動などに贈られます。
今年度は9月18日に夙川公民館で開催予定です。
その他
会報誌の発行や英語教室、研修見学会などを開催。

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皆さんのご協力を 世界寺子屋運動

世界にはさまざまな理由で学校に行けない子どもたちが約7500万人、成人の非識字者が約7億5900万人います。
ユネスコは、「世界寺子屋運動」として、書き損じハガキの回収や募金活動を通じて、このような人々に「学びの場=寺子屋」で教育が受けられるように支援しています。
書き損じハガキ1枚で、カンボジアでは鉛筆9本またはノート1冊やチョーク80本などを買うことができます。
書き損じたり、汚れて使っていないハガキを西宮ユネスコ協会にお寄せください。
なお、昨年は約3000枚のハガキが寄せられ、日本ユネスコ協会連盟へ送りました。

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被災地の子どもたちに「学び」の支援を!

日本ユネスコ協会連盟は被災地の小・中学校へ「子ども支援募金」を通じて、スクールバス、教材、備品、図書などを寄贈し、また、奨学金制度を設けて、災害遺児たちが成人するまで、中長期にわたる支援活動を実施することになりました。
西宮ユネスコ協会は今後もこの支援活動に協力していきます。

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