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2012年5月10日 第1388号

所有者のいない猫対策について 生活環境をより良く

グラフ:猫殺処分数の推移
西宮市の猫殺処分数の推移
近年、所有者のいない猫(以下、野良猫)のふん尿や鳴き声などで困っているという相談が寄せられています。
猫は、捕獲に関する法的根拠がないため、捕獲業務はしていません。
毎年全国の自治体で、約20万匹の猫が収容され、その多くが殺処分されています。
処分される猫は、不妊手術をされていないために生まれた子猫がほとんどです。
不妊手術を行い、地域住民で適切な管理をすれば、猫による被害を減らしていくことも可能となります。
野良猫に関する問題は、地域によって生息状況や地域住民の考え方が異なり、その対応もさまざまです。
動物管理センターでは、要望に応じて、猫よけ方法の紹介、無責任に餌を与えている人への啓発や看板・チラシの提供等を行っています。また、野良猫の繁殖抑制のため、不妊手術費用の助成制度を設け、環境悪化の防止に努めています。
問合せは動物管理センター(0798・81・1220)へ。

助成金を活用した活動しませんか

市は、野良猫に不妊手術を行う際に、その費用の一部を助成しています。
助成金を受けるには、所有者のいない猫対策活動員として活動することが条件です。
活動員は、活動地域の合意を得たうえで、地域に生息する野良猫の雌に不妊手術を受けさせ、その後の管理を行います。
申込方法など問合せは動物管理センターへ。
【対象】
20歳以上。在勤者可

※面談のうえ、活動員として認定します

【助成額】
1頭5000円

※手術の費用が5000円以下の場合、実際にかかった額を助成。なお、予算額に達し次第終了

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