介護保険料の見直しとサービス利用に関する制度改正を紹介
今年は、3年に一度の介護保険料の見直しの年にあたります。西宮市でも65歳以上の人口の推計などから介護保険サービスの給付費を見込み、必要な保険料の金額を算定しました。また、保険料の上昇をできる限り抑え、費用負担の公平性を図るため、制度が改正されました。
保険料の見直しについて
- 65歳以上の保険料は上昇改定となりました。ただし、低所得高齢者については、保険料の負担を軽減するため公費を投入し、引き下げを行います
- 65歳以上の被保険者の負担能力に応じたきめ細かい対応ができるように保険料段階を14段階(これまでは12段階)に増やし保険料率を見直しました
Q&A
Q1:介護保険の財源はどうなってるの?
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A1:半分は税金、半分が保険料(40歳~64歳の保険料と65歳以上の保険料)でまかなわれています
Q2:65歳以上の介護保険料が上がったのはなぜ?
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A2:要介護認定を受けて介護保険サービスを利用する人が増えたからです
Q3:40歳~64歳の介護保険料はどうなるの?
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A3:見直されますが、加入している医療保険によって保険料の額や計算方法は異なります。加入している医療保険者(国民健康保険や会社の医療保険)に問い合わせてください
介護保険料決定通知書を対象者に6月中旬に送付します。介護保険制度の概要を紹介する小冊子も同封していますので、ぜひご覧ください。
制度改正について
- 一定以上の所得がある人の介護サービス利用者負担が現行1割から2割に引き上げられます(8月から実施)※要介護認定を受けている人には、7月に負担割合を記載した「負担割合証」を送付
- 市民税非課税世帯の施設居住費・食費の軽減制度について、負担限度額の認定要件に世帯分離をしている配偶者所得や預貯金等を勘案します(8月から実施) ※現在、負担限度額認定証を持っている人には、5月に更新申請書を送付
- 特別養護老人ホームの新規入居者を原則として要介護3以上に限定
問合せは介護保険課
保険料について・・・(0798・35・3313)、制度改正について・・・(0798・35・3048)