ここ数年、たばこの葉に火をつけずに電気的にヒーターで加熱などして吸う新しいタイプのたばこ（以下、「加熱式たばこ」）が発売され、煙やにおい、タールなどの吸入や空間への排出が少ないとされていることから、販売数を伸ばしています。
一方、加熱式たばこの使用前後のたばこの葉が入った部分を乳幼児が食べてしまったという事故情報も寄せられており、注意が必要です。
乳幼児の誤飲事故を防ぐために、以下の2点に注意しましょう。
もし、乳幼児が加熱式たばこのスティック等を誤飲した場合には、水や牛乳を飲ませず、口の中にたばこの葉がある場合にはかき出し、直ちに医療機関を受診しましょう。水や牛乳を飲ませると水分にニコチンが溶け出し、体内に吸収されやすくなってしまい危険です。