3月 健康づくりコラム
~保健師のひとりごと~

人生の3分の1を占める睡眠

写真:秋山 保健師
秋山 保健師
睡眠不足や睡眠の質の低下は、心身の健康状態にさまざまな影響を及ぼします。質の高い睡眠には睡眠促進作用を持つメラトニンというホルモン物質が重要な役割を果たします。メラトニンは昼間に明るい光を浴びることによって夜に分泌される量が増えますが、反対に夜に光を浴びてしまうと分泌が抑制されるため覚醒につながります。つまり、朝や日中は太陽光を浴びる量を増やし、夜は照明を暖色系にするなどで浴びる光量を減らすことが、質の高い睡眠につながります。また、パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイもメラトニンの分泌を抑制するため、就寝前は使用を控えるなど工夫してみてください。

【問合せ】保健所健康増進課(0798・26・3160)

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