コンロ、電気配線の取扱いに注意
平成30年の出火原因の1位、2位
平成30年に市内で発生した火災の出火原因の1位はコンロ(16件)、2位は配線器具(11件)、放火(11件)でした。火災事例は下記のとおりです。
【コンロ】
- てんぷら油を熱したIHコンロからしばらく目を離した
- コンロの周りに置いていたふきんに火が燃え移った
【電気配線】
- 20年以上使用している電気カーペットのコードが半断線し、ショートして出火した
- 家電のコンセントの不完全な差し込みにより、プラグの差し刃間で電気スパークが発生し、周りのものに着火した
火災予防のためのポイント
- コンロからは目を離さない
- IHコンロは加熱の力が強く、油が少量のときは油の温度が急速に上昇し、安全装置の作動が間に合わず、火災になることがあります
- コンロ周辺を整理する
- コンロ周辺に燃えやすいものがあると、コンロの火が燃え移ったり、輻(ふく)射熱によって火災が発生することがあります
- コードの損傷を確認する
- 家具の下敷きになっていたり、強く折れ曲がっている電気コードは中の銅線に断線の可能性があり、損傷箇所から火災が生じることがあります
- コンセント周りは定期的に清掃を
- 冷蔵庫など、常にコンセントに差し込んでいる箇所は定期的にプラグを抜いて清掃し、周辺も整理整頓しましょう
【問合せ】消防局予防課(0798・32・7316)