市民文化賞 湯川記念賞 受賞者が決定
輝かしい功績をたたえて

【市民文化賞】 1個人2団体に贈呈

市は、「令和元年度西宮市民文化賞」の受賞者を決定しました。
同賞は、学術・芸術・体育・社会事業・生活文化等に功績があった個人および団体に贈られるものです。受賞者は洋画家の伊藤弘之さん、西宮市青少年愛護協議会、西宮市青少年補導委員連絡協議会の1個人2団体です。贈呈式は11月3日(日曜・祝日)午前11時から西宮神社会館で行われます。
贈呈式
11月3日(日曜・祝日)午前11時から西宮神社会館

【問合せ】秘書課(0798・35・3432)

洋画家 伊藤 弘之(いとうひろゆき)さん
写真:伊藤 弘之さん
写真:創作活動中の伊藤さん
自宅のアトリエで創作活動中の伊藤さん
洋画家として精力的な創作活動を行い、優れた作品を発表するとともに、西宮市展審査員として市民の創造活動を奨励し、本市の芸術文化の向上に大きく貢献。
また、主宰する西宮現代美術研究会では、後進の指導育成や展覧会の開催により市民に優れた美術鑑賞の機会を提供する一方、西宮市都市景観アドバイザーとして本市の景観行政の推進にも尽力。
西宮市青少年愛護協議会
写真:「西宮市青少年健全育成のつどい」の様子
昨年開催された
「西宮市青少年健全育成のつどい」の様子
昭和44年(1969年)、西宮市内の各地区青少年愛護協議会が連絡協調して、青少年の健全育成のための自主的な地域ぐるみの活動を振興することを目的に結成され、今年で発足50周年。
青少年に関する問題や地域での課題について各地区青少年愛護協議会会長研修会を実施するとともに、啓発活動として「西宮市青少年健全育成のつどい」を開催するなど、本市の青少年健全育成に大きく貢献。
西宮市青少年補導委員連絡協議会
写真:子供たちを見守る様子
放課後のパトロール中、
公園で遊ぶ子供たちを見守る様子
 地域に根差した声かけ運動や見守り活動を行い、積極的な補導活動を推進することを目的に、昭和44年(1969年)、補導委員全員から成る組織として発足し、今年で50周年。
 「地域の子供は地域で育てる」という理念のもと「愛の一声運動」を展開。
 補導委員の資質向上・補導委員同士の情報交換や連携のための研修会の開催、広報・調査活動などを展開し、本市青少年の健全育成・非行化防止に大きく貢献。

【湯川記念賞】 宇宙の分野に貢献

市は、「西宮湯川記念賞」の受賞者を決定しました。受賞者はペンシルベニア州立大学物理学科助教授・村瀬孔大さんです。
贈呈式は12月7日(土曜)午後1時からフレンテホールで行われます。
※贈呈式に参加するには湯川記念科学セミナー(12月7日実施分)の申込が必要
贈呈式
12月7日(土曜)午後1時からフレンテホール

【問合せ】生涯学習推進課(0798・35・5166)

ペンシルベニア州立大学物理学科 助教授 村瀬 孔大(むらせこうた)さん
写真:村瀬 孔大さん
西宮湯川記念賞は、故湯川秀樹博士が本市在住中に提唱した中間子論により、日本人初のノーベル賞を受賞したことを市の誇りと考え実施している「西宮湯川記念事業」の一つです。
理論物理学分野で極めて優秀な成果を修めた40歳未満の若手研究者に贈呈されるもので、同研究者の中で、登竜門として位置づけられるものです。昭和61年(1986年)に始まり、これまで延べ40人が受賞しています。
村瀬さんの受賞研究は、「高エネルギーニュートリノを軸にしたマルチメッセンジャー観測に基づく宇宙粒子物理学の先駆的研究」です。
この研究は、理論物理学の「物性」、「素粒子」、「原子核」、「宇宙」の4分野のうち、宇宙の分野に大きく貢献しました。

専門家が最先端の科学を分かりやすく解説
湯川記念科学セミナー 12月7日・14日

市は、「西宮湯川記念科学セミナー」をフレンテホールで開催します。日程・テーマなどは下表のとおり。
在勤・在学者可。受講料無料。定員各200人。多数の場合抽選。
また、12月7日のセミナー開始前(午後1時から)には「西宮湯川記念賞贈呈式」を開催し、今年度の受賞者である村瀬孔大さんから、受賞した感想や研究についての話を聞くことができます
日時 テーマ(講師)
12月7日(土曜)午後2時から 超重元素の世界:ニホニウムの先にあるもの
(京都大学大学院理学研究科教授・萩野浩一さん)
12月14日(土曜)午後2時から ディープラーニングと物理学
(大阪大学大学院理学研究科教授・橋本幸士さん)
  • ハガキから申込…講座名、住所、氏名(ふりがな)、年齢、参加希望日(両日かいずれか1日)、電話番号、在住・在勤・在学のうち該当するものを書き、11月15日(必着)までに生涯学習推進課(〒662ー0911池田町11ー1)へ。1人1枚。重複申込不可
  • 市のホームページ(西宮湯川記念科学セミナー)から申込

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