新年のご挨拶
西宮市長 石井 登志郎
新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年は思いもよらない大変な一年となりました。こうした状況において、市長の職責、市役所の役割が問われる一年であったと感じております。
市の使命は、市民の健康を守り、経済活動や社会活動、教育活動など日々の生活を守ることにあります。全職員と共に一丸となり、この緊急事態に取り組んでまいりましたが、同時に、市民・事業者の皆さまお一人おひとりのご理解、ご協力に感謝するとともに、また地域社会での助け合い、支え合いの大切さを痛感する一年でもありました。
コロナ禍においても、子供たちの学びや経済活動、日々の社会活動を止めず、前を向いて歩んでいかなければなりません。重要なことは、立ち止まることではなく、「新しい日常」と呼ばれる感染防止対策を行いながら、一日一日を大切に育み続けることです。また、こうした中で、ICT(情報通信技術)等を活用したよりスマートな社会を実現する取組も進めつつあります。
そうした年初の思いは「守り 育む」です。困難に向き合いながらも、前に進むことによって、必ず明るい未来がやってくると信じています。市民・事業者の皆さまと一緒に歩む、そうした誓いを胸に、市政運営に当たってまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。