パートナーシップ宣誓証明制度はじまります

写真:青空のイメージ
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知ることからはじめよう 男女だけではない多様な性がある

皆さんは、『性的マイノリティ』という言葉を聞いたことがありますか?「性」というと、男性と女性の2つしかないように思う人がいるかもしれません。しかし、実際には「同性を好きになる」「男性も女性も好きになる」「自分の性が決められない」など、多様なセクシュアリティ(人間の性)があり、これらを総称して『性的マイノリティ』と表現します

調査によって異なりますが、人口の3.3%~8.9%の割合で存在すると言われています。
(※)出典「電通ダイバーシティ・ラボLGBT調査(2018)」、「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート(2019)」

【市ホームページ】性の多様性に関する取組
性にはさまざまな要素があります
性自認 Gender Identity
自分で認識する自分の性別
性的指向 Sexual Orientation
どういった性別の人を好きになるか
性表現 Gender Expression
服装、しぐさ、言葉づかいなど
生物学的な性 Sex
身体の性、身体的性別特徴、遺伝子、ホルモン、外性器など
L:レズビアン(女性を好きになる女性)
G:ゲイ(男性を好きになる男性)
B:バイセクシュアル(男女どちらも好きになる人)
ヘテロセクシュアル(異性愛者) 性的指向(SO)
T:トランスジェンダー
 (出生時の性別とは異なる性別を生きる/生きたい人)
シスジェンダー
(出生時の性別と性自認が一致している人)
性自認(GI)
Q:クエスチョニング(性的指向や性自認が分からない人/決めたくない人等)
  クィア(当事者が自分たちを肯定する言葉として使われている)

※上記以外にも、多様な性(セクシュアリティ)があります

LGBTQとは
「性的マイノリティ」の総称として使われることがあります。「LGB」は「性的指向」、「T」は「性自認」を表すもので、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング、クィアの頭文字をとった言葉です。
SOGI(ソジ)とは
「性的指向」と「性自認」を指す言葉で、だれもが多様な性を生きる一人だということを表しています。性的指向と性自認はだれもが持っていて、「同性を好きになる」「異性を好きになる」ことも性的指向の一つです。
また、自分は「女性・男性」という性自認のほかにも「性別が分からない」「性別を決めたくない」等の多様な性があります。

多様な性を尊重しだれもが自分らしく生きられる社会へ

性的マイノリティ当事者は、職場や学校、地域等で周囲から理解を得られないことが多くあります。差別やいじめを受けることもあり、だれにも相談できずに生きづらさを感じ、自殺を考えたことがある人の割合の高さも指摘されています。
だれもが自分らしく生きることができるよう、多様な性を理解し、尊重することが何より大切です。

4月から 性の多様性に関する取組

市は、4月から「性の多様性に関する取組の方針」に基づき、性の多様性への理解への取組を進めます。
パートナーシップ宣誓証明制度
イラスト:性的マイノリティのイメージ
一方または双方が性的マイノリティである2者の関係で、互いを人生のパートナーとして、日常生活で協力し合うことを宣誓した人に、市が「パートナーシップ宣誓書受領証」を交付します。この制度で、市営住宅の申込などができるようになります。
24時間365日受付 事前予約制
性的マイノリティ電話相談
0798・68・6720(毎月第2土曜午前10時~午後1時)
性に関するさまざまな悩みごとに応じます。性的マイノリティ本人だけでなく、そうかもしれないと感じる人、家族や友達、学校や職場関係者からの相談も受付(秘密厳守)。
リーフレットや職員向けハンドブックを作成
性の多様性への理解を深めるために、啓発リーフレットや職員向けのハンドブックを作成します。
このほかの取組やパブリックコメントの実施結果の詳細は、市のホームページ(性の多様性に関する取組)をご覧ください

【問合せ】男女共同参画推進課(0798・64・9495)

石井市長と、性的マイノリティ当事者の大学生との対談を2面に掲載しています

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