平成21年度西宮市優良事業所顕彰受賞者
更新日：2024年4月1日
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「西宮市優良事業所顕彰～NISHINOMIYA TECH PRIZE(ニシノミヤ テック プライズ)」は、ものづくり等の分野で優れた技術力・研究開発力を有する事業所に光を当て顕彰するとともに、広くPRを行い、その企業活動を応援するもので、平成19年度に創設されました。
平成21年度は、7月上旬～8月上旬に応募を受け付け、選考委員会による審査・選考を経て、次の事業所に決定しました（50音順）。表彰式は11月21日に市役所東館8階大ホールで開催されました。
株式会社ジブ （甲子園一番町 電話：0798‐46‐6668）
優れた技術力（製品）：
アウトドアでの経験を基に「本当に使えるモノ」を発想する力で作るセイルクロスのかばん
受賞内容：
「ヨットの帆を縫製するようにカバンを作る」というコンセプト（遊び心）の基、袋物の製造を行っています。セイルクロスを用いたメーカーの中では歴史が古く、実際にヨットで使われている、すなわち“本物”の素材・部品を使っています。セイルクロスは扱いにくい素材ですが、それを生かした製品作り・開発・裁断裁縫技術に優れており、デザイン性も高く若者中心に支持を集めています。また、自社内工場による企画・裁縫により効率化を図っております。「袋物メーカー」を主たる事業として、あらゆる「遊び（アウトドアを主とした）」のプロデュースを展開しております。
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有限会社ベイテック （甲子園口4丁目 電話：0798‐68‐5656）
優れた技術力（製品）：
小型の高温の炉（精錬装置）の製造
受賞内容：
製鋼用アーク炉及び付帯設備の設計・製作によって培われた技術に、新しいアイデアを盛り込み、陶芸用ハイブリッド炉の製品開発を行っています。通常では大きな電源が必要なところ、一般家庭用電源（100V：15A）と都市ガスを併用することで1350℃迄昇温させることが可能です。アーク炉の設計・製造に関して歴史が古いですが、現在は設計・エンジニアリングに特化しています。特殊鋼・鋳鋼用や付帯設備の中・小型炉の設計では、国内では無競合状態で、海外市場に対しても、技術供与を行っています。
株式会社安田精機製作所 （山口町下山口 電話：078‐907‐1511）
優れた技術力（製品）：
溶融状態にある樹脂の流動性を測定する自動化装置の開発
受賞内容
試験機を使うユーザーの立場に立った試験機の製作に注力しています。従来自動が困難であるとされていたパウダー、シート、フィルム状の形状の異なった試料装入について、完全に一貫した自動測定が可能となり、熱可塑性樹脂、合成ゴム等の高分子物質全般にわたって、精度の良い安定したメルトフローレートの完全自動化測定を可能としました。国内外で大手化学メーカーを中心に、多くのユーザーに支持されています。