【災害対策】ぜひ確認を！「応急給水ステーション」

西宮市は地震などの大規模災害が発生した際の断水などに備え、浄水場の配水池や配水槽などに緊急遮断弁を設置したり、災害時に避難所となる学校等には耐震性の緊急貯水槽や応急給水設備を有する受水槽を整備したりするなどして、応急給水に使える水を確保しています。いざという時に備えて、自宅や職場などから近い応急給水ができる施設や場所を把握するとともに、災害発生時には応急給水の実施にご協力をお願いいたします。

応急給水用の水を確保する施設については、それぞれ設備の機能を考慮し、市民向けに応急給水する「応急給水ステーション」と給水車に飲料水を載せる「給水車補水所」に分類し、災害発生時に市内全域に応急給水できる体制を構築します。

各地域の「応急給水ステーション」の位置をマップ形式で公開しております。ぜひ平時から最寄りの「応急給水ステーション」をご確認ください。

大規模災害が発生して市内で広範囲な断水が発生した場合、下表の施設では給水車に飲用水を積載（補水）するなどして、災害拠点病院などの重要施設へ飲用水や医療用水を供給します。市民のみなさまが下表の施設にお越しいただいても、応急給水活動はできません。予めご了承いただきますと共に、備考欄記載の付近の応急給水ステーションへお回りください。
　

大規模災害が発生した場合においても、水道管や水道施設の耐震化により被害が小さく、断水件数の非常に少ない地域などでは、災害時応急給水ステーションを開設しない場合があります。開設状況などは上記リンク先で適宜情報を発信いたしますので、ご確認のうえでお越しください。

災害時応急給水ステーションは、「設置設備」欄のとおり様々な設備で構成されております。それぞれの設備の特徴や内容については、リンク先の説明をご参照ください。

災害時応急給水ステーションでの応急給水活動では、市民のみなさまによるご協力が不可欠となります。災害に備えて場所を確認すると同時に、応急給水へのご協力をお願いいたします。

緊急時には道路交通の麻痺や悪天候などによって水をすぐにお届けできなくなるほか、応急給水の行列に並んで重いポリタンク等を自宅まで持ち帰ることは大変な労力です。ぜひ飲料水の備蓄をご検討ください。