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平成30年10月25日 市長定例会見

更新日:2018年11月2日

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発表項目

1.(1)介護就職相談&面接会の開催(2)介護職再就職支援講習の開催
2.西宮市消防訓練施設の竣工について
3.第33回西宮湯川記念賞受賞者決定ならびに贈呈式の開催について
4.市民の声(市長への手紙)投函箱の設置について

1.(1)介護就職相談&面接会の開催(2)介護職再就職支援講習の開催

介護再就職支援講習というのを今年も西宮で開催をいたしますということであります。ご承知の通り、介護の分野は人手不足が慢性的といいますか、それは全国的な課題であって本市も例外ではありませんので、そういう意味ではかつて仕事をしていたけれども今はやっていない人とか、若しくは新たに介護の分野に入って来て頂こうというようなことで、市としても、他市でもやっていることではありますけれども、そうした啓発、啓蒙をするために本年は11月15日ですね、西宮においては1回目11月15日、2回目、11月26日、3回目、11月30日ということで再就職支援講習をさせて頂くということでございます。
後、介護就職相談&面接会の開催ということで、11月13日においてはハローワーク西宮で開催をさせて頂くということで、これは色々な媒体を通じて、皆さま方の媒体を通じて、啓蒙、啓発お力添えを頂きたいということで、1点目、開催のお知らせをさせて頂いた所でございます。兵庫県と神戸市の委託事業ということで平成28年度から開催ということです。この2年間で114名の方が参加して、実際に仕事に従事されたのは39名ということでそれなりに成果のある機会になっているということであります。


記者:39人が再就職ということでしょうか。介護職でいたけれども辞めた人や福祉の資格を持っていたけれどもというような。
当局:こちらの研修の方は平成28年度から行われているのですが、その実績として2年間で114名の方が受講されて、内39名の方が再就職された、復職されたというところでございます。
記者:面接会なんですが、介護就職相談と面接会というのは、念のため参加の事業所は市内の事業所ですか。
当局:市内の事業者5社ということで、こちらについては、ハローワーク西宮の方で業者が選定されると聞いておりますので、実際に求人をされている事業所の中からハローワークさんがお選びになられると聞いております。
記者:分かりました。

2.西宮市消防訓練施設の竣工について

平成29年から準備をして建築をしておりました甲子園浜の消防訓練施設が出来まして、11月27日火曜日から運用を開始するということでございます。この竣工式、27日の朝の9時半から行わせて頂きますが、そのことを是非皆さん方にお伝えをして、これから西宮の消防部隊がですね、リアリティ高い舞台で訓練をしていって自然体としての消防力を高めていくと、いうようなためにやっていきたいということでございます。場所は、兵庫県から占有許可を頂いて、兵庫県から無償で提供をして頂いて使用させて頂くというような所でもあります。甲子園浜の野球場の隣ですね、整備費は5億5千万かかったということであります。そういう中で、最近、マンション等々がより増えていることもありますので、そうした中で全国大会の救助訓練の種目にも合致をしているというような(マンション等の火災も想定した)施設でもあります。こうしたことで西宮の消防局のスキルが上がって、皆さん方の安全・安心により繋がっていく大きなきっかけでありますので、まず竣工式にお越し頂き、そしてまた取材をして頂ければという所でございます。


記者:戸建てメゾネットなどの集合住宅を想定したこの模擬居室ですか、こうしたものは新しく整えられたのですか。

当局:これまでは兵庫県の消防学校の方で訓練をしていたのですが、メゾネットタイプの間取りというのは県の消防でも配置しておりませんので、これに関しては新しい施設になります。

記者:市独自の。
当局:そうです。
記者:県唯一という言い方は出来ますか。
当局:他市の状況は把握していないのですけれども。実際西宮市内にメゾネットタイプのマンションがありますのでそれを想定して配置しております。
記者:水蒸気による熱気を充満させる(疑似体感できる施設)?
当局:はい。これに関しては県の消防学校の方にも整備されております。
市長:県初といったものがあるのか、県の消防学校に聞いてみたら分からないですか。
当局:分かりました。確認して報告させてもらいます。
記者:元々この場所は何があったんですか。
当局:元々は何も使用されていない県の土地でした。
記者:まさにこの前の台風21号のときに、火災があったところの対岸だと思うんですけれども、訓練施設開設にあたって何か影響はありましたか。
当局:特にありません。
記者:27日は市長は行かれる予定ですか。
市長:はい行きます。私が7階まで上る訳ではありませんが。でもこれは、前々から私がここに来た段階からも相当消防局にしてみても力を入れて、これが出来ますということを言っていましたので、そういう中で、自分たちの所でより訓練が出来るという前向きなフィールドが整備出来るので、士気が上がるなという所はあります。士気上がりますよね。
当局:上がります。
記者:消防の方って現場での応対を大変丁寧にして頂いて非常に有難いですね。西宮の消防の方は報道に対してもこうなんです、ああなんですと説明頂いて。普通だったら現場では立ち入るなみたいになるんですけれど。
市長:そう。だけど、火消してるときはちょっとあっちいってくれってなるんじゃないの。
記者:きちんと応対して頂いていることについて、この場でお礼をと。
記者:工事自体はいつから?
当局:昨年度から工事の方は入っています。
記者:新築された意義というか、あえて作られたというのはどういう背景で。
当局:目的でしょうか。やはりこれまでは、各消防署で訓練を実施していたんですけれども、署単位でしか訓練出来なかったのですけれども、訓練施設が整備されまして、現場活動は一署だけで活動するものではなくて、何署かが集まって実際活動するんですけれども、そういう部隊訓練を実施することが出来るということで、技術とか知識が向上していくものと考えております。
記者:独自の施設が必要になると。
当局:はいそうです。
記者:今の問題でいいますと南海トラフを想定した訓練が出来るかどうかということが気になるんですけれども、想定内でこの設備だからこそ出来るというものがあったりするんでしょうか。
当局:今想定していますのが、土砂災害を想定した訓練であったりとか瓦礫訓練施設を使用しての救助訓練を予定としております。今、全国的にも土砂崩れは多いので、そういったものを想定しております。
記者:27日の竣工式では、訓練の様子などを模擬でされることはあるんでしょうか。
当局:訓練の方は予定しております。実際全ての施設を使った訓練とまではいかないと思いますが訓練は予定しています。
記者:最近、サラマンダーというような車両があるじゃないですか。ああいうのはあるんですか。
当局:あれは市内にはないです。
記者:持つ必要もない?
当局:今の所は。

3.第33回西宮湯川記念賞受賞者決定ならびに贈呈式の開催について

 第33回西宮湯川記念賞受賞者が立教大学理学部物理学科准教授の小林努さんに決定をさせて頂きました。その贈呈式を12月8日の土曜日、午後1時からフレンテホールにおいて開催をさせて頂きます。贈呈式では、贈呈だけではなくですね、一般向け、市内高校生向けのですね、講演を予定しているということも併せてお伝えをさせて頂きます。受賞の感想と受賞の研究についてということでありまして、受賞研究が「最も一般的な単一場インフレーション宇宙論の構築」ということで、これについては当日、ご本人から直接お聞きください。


記者:どなたが選んだのですか?
当局:西宮市の方で、西宮湯川記念事業運営委員会という組織を作っておりまして、そこに物理学の先生方、具体的には京都大学、大阪大学等の物理学の先生方に入って頂き、その下部組織で選考委員会というのを設けておりまして、そこで推薦を頂いた先生方の選考を経て運営委員会で決定され、それを西宮市が表彰するという運びになります。ですので、選ばれている方は物理学の専門家の大学の教授の先生方です。
市長:ご承知のことと思いますけれども、湯川博士が中間子論をきっと思いついたときに、苦楽園のお家にいらっしゃったと。上から西宮を眺めながら思いついたんではないかという風に言われている所であります。苦楽園小学校には博士の碑がございましてという所でありますので、大変この基礎物理学の世界では評価が高い賞ということのようですが、私も楽しみにしている所でございます。
記者:顔写真の提供は可能でしょうか。
当局:はい。提供させて頂きます。
記者:念のため、〇〇の〇〇の研究に秀でていたの〇〇というのをざっくりと。
当局:記事にして頂く中で、出来るだけ短く読んで頂いている方に理解して頂くということが必要だろうとは思いますが、中々端的に言い表すというのが難しいとお聞きしておりまして。リリースに記載させて頂いている通り、先生ご本人に直接お聞き頂ければと。
記者:ご本人に聞くと、こんなことも知らないのかとなることが…。
当局:記事にされるとなると自信がないのですが、我々が学校で習ったレベルでいいますと宇宙の始まりはビッグバンで始まったということを私は習っているんですけれども、今の最新では、ビッグバンの前に少し何かがあったんではないかと言われていまして、それがインフレーションという現象だ、ということで、そのインフレーションという現象が、議論としてされ始めたという理論なので、色々な考え方があるので、それを少し普遍的に解を与えるような発見をされたということなんだろうと思うんですけれども、これぐらいが私の限界です。
記者:しょうがないです。これは私たち一般人の限界ですよ。
当局:受賞理由の方はまた改めて提供させていただきます。
市長:感想になりますが、委員会に最初にあいさつさせて頂いたんですけれども、京都大学の先生が多かったんですけれども、お歴々がわざわざ京都からとはいえ、たくさん集まられて、そして西宮の会議室で今から協議しますというようなシーンだったですけど、そういう意味では、こうして来て頂いて選ぼうというような風に思ってやって頂いているということは、それは基礎物理学の世界においても、わざわざやってきて汗をかいてやろうというような、意味のあることとして位置づけて頂いているのかなという感じいはいたしましたね。そこの空気感として。
当局:先生方からよく言って頂くのが、日本の中で、この分野の一番大きな賞は、仁科記念賞というのがあるんですけれども、西宮の湯川記念賞というのは、若手の物理学者の登竜門ということで、非常に物理学の中では評価を頂いているとお聞きをしております。
記者:そうですか。これからまたこの方がステップアップして頂いて。
市長:第33回ということは、これまでの方は。
当局:まだ残念ながらノーベル賞という所までは届いておられる先生はいらっしゃいませんが、今後ノーベル賞の候補になるだろうという方はたくさんいるというように言って頂いておりますので、是非近い将来そうなる風に祈っておる所でございます。

4.市民の声(市長への手紙)投函箱の設置について

 就任から半年いたしまして、11月には、市民との広聴会を各地行っていきます。そして、今度は、市民の声というのを、各支所を中心に9カ所ですね、こういう箱を置いて、市民の方から市長への手紙というものを書いて頂けるようなそういうスキームを設けさせて頂きました。今も市民の声というのはございますが、市長への手紙ということで本当に必ず読みますから、市民の皆さん方のご提案とかご意見を聞かせて頂ける、そういう風に期待をしている所でございます。そして、回答はですね勿論行います。ただですね、それが即日出来るかというとそういう訳でもありませんでしょうから、そしてどれだけの量が来るか分かりませんので、ちょっとしばらく様子を見ながらですけれども、ただ中長期的には当然落ち着いてきますから、市民から頂いた声が例えば、提案として活かしていけるものは活かしていくし、市民の皆さんがこういう所にご疑問を持っているようであればですね、それはご質問頂いた市民だけでなく、こういうお問い合わせを頂きましたということをホームページなどにお示しをすることによって、わざわざ手紙は書かないけれども実は私もそういう風に思っていたんだというような、そういうQ&A集みたいなものに拡げていければいいなという風に思っております。

記者:もう少し近くに寄せてもらえると(投函箱の写真撮影)。

市長:この似顔絵もですね、広報課の職員が書いてくれましてですね。お手製です。最初もう少し目が小さかったんですけれどもね。目を大きくしてもらえますかと。眉毛は最初から濃かったです。僕が思っているのより目がつぶらで仕事をしているのかと思った所です。
記者:この投函箱を設けようと思ったアイデアは。
市長:これは私が申し上げたんですけれども。ただ他市でもこういうことはありますし。実際の所はメールで頂くことが多かったりもするかと思いますけれども。ただ、こうリアリティあるのはやっぱり箱じゃないでしょうか。そういう中でですね。
記者:ホームページで回答を公表するということは。
市長:将来的には。
記者:質問などが投函された概要について公表するとかいうのはあるんでしょうか。
市長:それはしたいなと思っています。何のために公表するのかというのは、それは他の人がそれを知っておいていいことだというようなこと。つまり心で思っているけれどもわざわざ聞かないことを他の人が聞いてくれて良かったとかそういうことですから。例えば特定の人の市長のあの時の挨拶は良くなかったとかいうようなこととは別に、それとか逆に市長の挨拶はすごく気が利いて良かったとかそんな所はのっけても仕方ないかと思ったりするんですけど、ただまぁ何ですかね具体的にいうと、どういう風に防犯灯はつけれたり、つけれなかったりするんですかとかという話ですとかね。つけれないときには、本当に目の前の人の理解が得れないとか農作物があると光が当たって変に発育しちゃうからとか、そういった話は私たちは頭の中入っていますけれども、ただなんで防犯灯がつかないかということに対して、悶々としているような人がいるんであればですね、きっといると思うんですけれども、そういうようなことが一つ一つ質問として出ていけばなぁということです。結局、行政の立場になってより思うんですけれども、政治家やってまちを歩いた時に感じていた疑問が、その時自分で歩いていて見えますけれども、今なかなかまちを歩くということがなかなかない中でですね、ハッとするようなことを市民の方が言っていただけますので、そういう気づきを与えて頂くような機会としてもですね、私も期待をしている所でもあります。
記者:市民の人や色んな人に知ってもらった方がいいかなということについては公開することもあり得るというぐらいの感じでしょうか。
市長:したいと思っています。頻度とかどういう形でやるかについては内部で協議中です。今、ここでやりますよと言ったら有難いことにすごい来ちゃってね。それに正直すぐに対応出来ない場合もあるだろうし、逆もあるかも知れないので。ちょっとまず受けてみてそれで様子を見ながらという感じではあります。いずれにしても市民の皆さんから市長に直接ご意見して提案頂くという機会をですね、頂きたいなとそういう感じですね。
記者:これはどういった頻度で回収するんでしょうか。
当局:集まり具合にもよるんですけれども、支所とかに置きますのでそこと連携を取りながらしていきたいと思いますし、嬉しいことにたくさん来れば、その日ごとに回収することはあり得るかも知れません。
記者:投函すると市長が直接読むんですか。
市長:読みますよ。勿論、前に課長、室長が整理をしてということになるんでしょうけど。
記者:担当部局に行くということはないんでしょうか。
当局:両方行きます。市長と担当部局。
市長:例えばこの前の担当部長がどうだったみたいな。市長にだけお知らせしますみたいな時は、ちょっとこっちで持っておくことがあるかも知れませんが。基本は私が直接ということでしょうけど。
記者:回答も市長がするということでしょうか。
市長:それも数の問題ですけれども。それも物理的に、なんて言うんでしょう。まぁみんな市の職員忙しいんですけれども、私もある意味ドタバタしていますから、私が一枚一枚手書きで書くというのもちょっとあれなもんですから。物理的には、お任せすることになると思います。ただ、そこは頻度と要するに私としての石井登志郎市長としての声を聞きたいというようなことなら、やはり私が、しかし実際は打ってもらったりするのはそれぞれ担当になるかも知れませんが。さっき言ったような防犯灯の話のように、テクニカルな話であればですね、それはこちらからということにはならないと思います。ちょっと、カチッとしきっていない所は正直ありますけれども、まず半年経った所で走ってみようとそういう所であります。
記者:市民の声制度自体はいつ頃からあったんですか。
当局:確認します。
記者:今回は、その市民の声にプラスする形ですよね。
当局:はい。
市長:だから、今も市民の声で。私も市民の声は大方見ているんですけれども。今も。そういう意味ではあるといえばあるんです。市に届いて市長が見るスキームは。ただ、やっぱりそれはわざわざ、市長への手紙とやることによって、やっぱり姿勢の部分があるじゃないですか。そういう意味では姿勢を示し、そしてよりダイレクトに市長が見てみたいな感じですね。
記者:市長に直接届くということになるんですね。
市長:直接届きますよ。
記者:市民の声は直接届かないですよね。
当局:直接届きます。ただ、現在メインはメールになっていて、一部文章でも頂くんですけれども、やはりこういったことで今回改めて置くことによって、改めて市民の声というものを認識してもらう。そして、市長が申しましたように、今の石井市長は全部見てもらっていますから、よりそこの所、再度、市長の目を通すという所を改めて行うというのが今回の機会だと捉えてもらったらと思います。
記者:元々、市民の声というのは、直接、担当部局に届くという流れだったのか…。
当局:両方なんです。
記者:市長が個人として読まれていると。例えば別の市長で読まない場合には読まないというような仕組みなんでしょうか。それとも自動的に市長へと行くシステムだったのか。
市長:自動的に来ますよ。今も。私がそこの場所をクリックすればですけれども。
記者:読むか読まないかという。
市長:読むか読まないかですよ。
記者:それでいくと今回は必ず読むことになるんですね。市長へと来ていますから。市に対して来ている訳ですよね、市民の声は。市に対して一言いいますよということで。今回は、市長に言いますよという区分けになる訳ですよね。
当局:その色が強くなるということです。
記者:市民の声の既存の制度に加えて、市長に直接行く目安箱じゃないですけど、届くシステムだという理解でいいんですよね。
記者:ずっとやっていたものを強く改めて出すという意味合いですよね。こういう箱というのは今までなかったんですか。
当局:箱はなかったです。
市長:本庁だったら市民相談課が目の前にありますけれども、特に支所なんかはね。それは声掛けたら聞いてくれますけれども、支所も。しかし、こういうのは言う場所もないと思っていた人が、やっぱりビジブルに見えますから。それならこういうことを言おうかしらというような機会になればと言うことじゃないですかね。
記者:伝える場所があるというのを視覚化するという。
市長:そうですね。
記者:メールはないんですか。
当局:あります。市民の声としてのメールはあります。
記者:それは既存のシステムですね。
当局:はいそうです。
記者:市民の声は残るんですよね。それにオンされるという。
当局:はい。
記者:流れとしては市民相談課さんが受けて市長に送ってくるという流れですか。
当局:窓口は市民相談課になるのでそうです。
記者:これは公約で出されていたものでありませんでしたか。
市長:ありました。市長へのホットラインの一つですね。市長への手紙って書いてあったんだけど、それは今時はラインだからホットラインみたいな。ラインはこの先やっていきたいと思っているんだけど、それはちょっとまだ待っていて下さい。ホットラインと書いたら、電話だなと突っ込まれているんだけど、私的には市長への手紙がベース。
記者:一つ公約を具現化したということになりますか。
市長:端的に言えばそうです。端的に言えばというか正にそういうことだと思っています。
記者:石井市長のカラーというか。
市長:はい。
記者:よく他市などでありがちなのが、投げたはいいんですけれども、相談課のあたりで忖度されたりしてですね。見えない、耳障りの悪い意見であったり、不都合な意見というのが中々直接届かないというようなパターンも、市長に対してですねあるんですけれども。そこの非常に難しいと思うんですけれども、透明性といいますか、実際、市長の手元に届いているんだという市民としてそれが見られるようなものはあるんでしょうか。実感的に。でも、全部が全部、返信くるとは思っていないし、中にはそれに値せずの誹謗、中傷のようなものもあるかも知れないんですけれども、それを当局として透明化をどうやって高められるのでしょうか。
市長:誹謗、中傷も含めて全部持ってきてもらうんじゃないですか。意味の通らないものも持ってきてもらえれば。
当局:さっき申しましたように、現在のメールでも自動的に市長に全部行っているんですよ。それも内容選んでいないです。今、現在でも市長が全部見れている状態なので、これであれば尚更全部見てもらうことにはなります。
記者:1か月ぐらいで公表してもらうとか。
市長:1か月というのはいいラインで、そのぐらいかなと。ただ、内容の精査をして31日にクローズをして1日、2日に出せとなると、月末月初でこれに手をとられても仕方ないので、その辺りのボリューム感もその整理の出し方も分からないので、出来たら理想としてはそうです。31日締めで、5日、10日ぐらいに何通きました。それでこういうのがきました。何通の内、何通はちょっとした感想みたいなものなので、ここには公表しません。共有するものでもありませんので。他のはこういう風にお答えしましたという形で出来たら理想は理想ですよね。
記者:パブコメの分類のような感じ、何通あってというに。
市長:後は、具体的に、ちょうど紙のフォームがこうなっていますからね。家の前の交差点が危ないみたいな、そういうようなのが書けるようにこうなっているんですけれども。今も市民の声はどこの部署に来たって、累積で何件というのは出しているんでしたか。教育委員会に何件、土木局所管で何件というのは。
当局:局ごとの仕分けはしています。
市長:そういうようななんらかの形で見えるような形にはして、それで市民が送った感を感じれるようなそういうやり方は考えたいと思います。ちょっと個人の立場で何か送ってください。
記者:市民じゃないですけど。
市長:西宮に住んでいないけれど、在勤のものですみたいな形で。
記者:市民の声はどのくらい来ているんですか。
当局:先ほどの質問で、市民の声はいつからというのは、昭和51年6月から実施しています。市民の声の平成29年度の件数は、文書では134件、Eメールでは797件。合計931件になります。
記者:結構きていますね。電話というのはないんですか。
当局:電話でもお受けしますし、カウンターでも来ていただいたものはお受けしています。それは、文書という形で集計させて頂いています。
記者:回答なんですけれども、出来る限り回答するという表現でいいんでしょうか。
当局:基本的には回答をしております。ただ中には回答を求めないようなご意見もありますので。
市長:後、同じ所の同じことを言ってくることも。ただ、時々おっと思うこともありますよ。逆にやっぱりこれで声が届いていたとか、議会もそうですよね。これで声が出ていたというようなことが届いていなかったら所管にしたら、今は市民にとっての課題ではありませんという風に言ってしまえてしまうことがあるので。逆にそういう意味では、これが一つの市民からのシグナルになりますのでね。
記者:箱の規格はどれくらいのものですか。
当局:寸法は、外形で幅210ミリ×奥100ミリ×高さ310ミリです。
市長:これも課長が支所と話してもらってですね。どのくらいなら置けるとかという中で。勿論ドーンと置きたいという気持ちもないはないですが、だからと言って支所の窓口を押しのけて置くのもちょっとどうかなというかなということで、これぐらいでどうかなと。
記者:所定の紙でないといけないのですか。
当局:紙の指定はありません。
記者:フォームも用意しているということですか。箱の横に置いているような。
当局:はい。
記者:郵送もOKですか。
当局:はい。郵送の場合は切手を貼ってもらわないといけないので。
市長:ご意見をしっかり受け止める意味で、封筒もこういう形にしたと。
記者:(置く場所は)本庁舎1階、各支所、サービスセンター、アクタ西宮ステーション。
当局:アクタ西宮ステーションは北口にあります。

以上

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