6月号 西宮と能
更新日:2018年6月27日
ページ番号:53000301
放送日 月曜20時30分~ | テーマ | 音声配信 |
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6月4日 | 西宮と三大楽劇「能・文楽・歌舞伎」 | |
6月11日 | 阪神間が舞台の能『船弁慶』 | |
6月18日 | 西宮市鳴尾町に開館した西宮能楽堂 | 6月18日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,221KB) |
6月25日 | 西宮能楽堂から世界へ発信/質問コーナー | 6月25日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,212KB) |
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西宮市は、日本の三大伝統芸能である能楽・文楽・歌舞伎と様々なゆかりがあります。昨年12月には西宮市鳴尾町に西宮能楽堂が開館し、毎月、はじめての方にも優しい解説とともに囃子ワークショップや謡体験、季節に合わせた能が上演されています。今回は、西宮文化協会理事でもある森村暁子さんが、市内で開催されている文楽等の伝統芸能事業にも触れ、「西宮と能」について紹介します 。
【第1話】西宮と三代楽劇「能・文楽・歌舞伎」
西宮の夙川を登っていくと越木岩神社があります。毎年、薪能が開催され、西宮の名物行事になっています。かつて西宮北口には、本格的な能楽堂を備えた日芸会館(昭和25年竣工・開館)があり、西宮能のほか文楽や歌舞伎等を上演していました。能は室町時代に、文楽や歌舞伎は近世になってから生まれた芸能です。能・文楽・歌舞伎の歴史背景についてご紹介します。
【第2話】阪神間が舞台の能『船弁慶』
能の曲は、約250あります。能は室町時代に生まれ、江戸時代にはほぼ完成していました。そのあとに生まれた文楽や歌舞伎は、能をさまざまな形で取り入れて発展してきたため、文楽や歌舞伎の演目には能の演目と重なったものが多くあります。阪神間が舞台の能『船弁慶』は文楽の『義経千本桜』渡海屋の段、大物浦の段になっています。『船弁慶』にまつわる話を交え、阪神間にゆかりある能を紹介します。
【第3話】西宮市鳴尾町に開館した西宮能楽堂
さまざまな伝統芸能とかかわりが深い西宮に、昨年11月、能楽堂が新しく竣工・完成しました。西宮市鳴尾町の西宮能楽堂です。12月に開館披キ(非公開)が行われ、本年1月7日、一般公開披露公演が開催されました。上演された能『高砂』の詞章に「鳴尾」という地名が出てきます。開館披露公演の様子や、西宮能楽堂だけに備えられた建物機構にも触れます。
【第4話】西宮能楽堂から世界へ発信 /質問コーナー
西宮能楽堂では、本年1月より毎月行われている主催公演があります。毎回、季節に合わせたプログラムで、はじめての方にも優しい解説とともに囃子ワークショップや謡体験が行われてきました。運営をしている一般財団法人日本伝統芸術文化財団の指針を含め、西宮能楽堂という場を通じて、伝統芸能の役割や意義などについてお話しします。
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、図書カード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
また、「こんなことが知りたい!」というリクエストもお待ちしています。
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