7月号 御台場築造-西宮・今津の砲台-
更新日:2022年7月27日
ページ番号:70304732
放送日 月曜20時30分~ | テーマ | 音声配信 |
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7月4日 | 古文書から見る西宮・今津御台場築造 【クイズ】 西宮と今津に築かれた石堡塔と外郭をもつ施設は何でしょうか? 【答】御台場 | 7月4日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,228KB) |
7月11日 | 国指定史跡「西宮砲台」の見どころ 【クイズ】 石堡塔に開けられた大砲を発射するための砲眼の数はいくつでしょうか? 【答】11 | 7月11日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,185KB) |
7月18日 | 写真からみる西宮砲台 【クイズ】 西宮砲台が実戦で使われた回数は何回でしょうか? 【答】0 | 7月18西放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,186KB) ※写真資料をダウンロードしてお聴きください。(PDF:2,398KB) |
7月25日 | 西宮砲台史跡指定100年/質問コーナー | 7月25日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,216KB) |
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7月号概要
幕末、外国船の脅威に対処するため、幕府や諸藩は日本の各沿岸部に海岸防衛のための軍事施設である「台場(砲台)」を築造しました。京への入口である大阪湾の沿岸部に位置する西宮には、幕府によって「西宮砲台」と「今津砲台」が築かれました。
現存する「西宮砲台」は、大正時代に史跡となり、今年で国の史跡指定100年を迎えました。これを記念して、西宮市立郷土資料館では、第37回特別展示「御台場築造―西宮・今津の砲台―」を開催します。今月は、国指定史跡「西宮砲台」について、最新の情報を交えながら、その価値や魅力について紹介します。
【第1話】古文書からみる西宮・今津御台場築造
外国の脅威に対処するため、幕府は大阪湾防備として、西宮・今津等に御台場を築造しました。西宮御台場については、国指定史跡「西宮砲台」として現存していますが、今津御台場については、その姿をみることはできません。しかしながら、築造時に作成された記録や文書等を確認することで、少しずつ当時の様子が明らかになってきました。第1話は、古文書からみた、西宮・今津御台場の築造についてお話します。
【第2話】国指定史跡「西宮砲台」の見どころ
国指定史跡「西宮砲台」は、19世紀のヨーロッパで実用されていた海防施設をモデルとした西洋式の台場(砲台)です。その特徴は、大砲を設置するための円筒形の建物である「石堡塔」と、その周囲をめぐる防御のための土塁である「外郭」で構成されていることにあります。この2つの遺構が現存しているのは「西宮砲台」のみで、大変貴重です。第2話は、国指定史跡「西宮砲台」の遺構と史跡の見どころについてお話します。
【第3話】写真からみる西宮砲台
西宮砲台は、幕末に築造された軍事施設ですが、実際に使われることなく明治時代を迎えました。明治40年代には阪神電鉄へ払い下げられ、屋上に鉄柵を設け、電灯で飾り、海水浴客の納涼台として数年間開放されました。西宮砲台の位置する砂浜は、現在、御前浜、または香櫨園浜とよばれ、かつては、海水浴場として使われるなど、地域の人びとにとって憩いの場となっています。第3話では、幕末以降、砲台としての役目を終えた西宮砲台について、明治から昭和にかけての写真などの資料を通してご紹介します。
【第4話】西宮砲台史跡指定100年/質問コーナー
西宮砲台史跡指定100年記念事業として、西宮市立郷土資料館では、特別展示「御台場築造―西宮・今津の砲台―」〈会期:令和4年7月16日・土曜~8月28日・日曜〉を開催するとともに、特別展示に関連したワークショップやオンライン特別講演等を実施します。また、市民参加型のパネル展示「西宮砲台のある風景」〈会期:令和4年10月4日・火曜~10月30日・日曜〉を開催します。これらの記念事業についてお話します。
プレゼント
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
締切/2022年7月25日午後8時45分
【ファックス】0798-37-5514
【Eメール】787★sakura-fm.co.jp(★を@にしてください)
【ハガキ】〒662-0911 池田町9-7 フレンテ西館3F さくらFM「西宮徹底解剖」係
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