高校生が小学校で出前授業。わくわく化石発見
更新日:2018年3月16日
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実施日:2018年3月8日
3月8日、市立平木小学校で、市立西宮高等学校地球科学部の生徒らによる出前授業が6年生56名を対象に実施されました。白衣姿で登場した高校生の手には、岐阜県大垣市赤坂金生山産の石灰岩。研磨剤を使って磨くことで、表面がツルツルになり、化石面が出たペーパーストーンができます。
地球科学部の部員たちにとって、自分たちが中心となり授業を進めるのは初めてのこと。適切な研磨剤を選び、自ら磨く姿を見せるなど、興味を持ってもらえるよう積極的に行動しました。
最初は研磨の要領を掴めなかった子供たちも、コツを教えてもらうと次第に上達。古生代の有孔虫「フズリナ」や「サンゴ」などの化石を発見し、顕微鏡でのぞいたり、友達と見せ合ったりと興味津々でした。
「小学校低学年から色々な種類の図鑑を眺めるのが好きだった」と言う市立西宮高校2年生の小西玄基(こにし・げんき)さんは授業後、「何でもいいので興味を持てることを見つけてください」と子供たちにメッセージ。「今日の授業がきっかけになってくれたら嬉しい」と話していました。
地球科学部は文系・理系問わず理科に興味のある生徒で構成され、今年度も西宮湯川記念こども科学教室に出展。今後も子供向けの科学イベントなどを実施予定です。
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