災害時の電力供給の協力に関する協定を市内オールトヨタと締結
更新日:2023年1月30日
ページ番号:37336314
実施日:2023年1月20日
1月20日、西宮市役所危機管理センター(第二庁舎)で、市内オールトヨタ5社(※1)と「災害時の避難所等における外部給電可能な車両からの電力供給の協力に関する協定」を締結しました。
この協定は、市内において災害が発生した場合、大規模な停電が発生することも想定されるため、避難所における電力供給源として外部給電可能な車両の貸与を受け、携帯通信端末への充電等の避難所運営に活用することで、被災者の安心・安全を確保することを目的とするものです。
締結式に出席した石井市長は、「阪神・淡路大震災から28年が経ちましたが、いつ大地震が起こるかわかりません。西宮市は他にも土砂崩れや高潮、豪雨など様々な災害の可能性があります。各地域に対しての備えを進めておりますが、行政だけの備えでは限界があります。そういう中で、有事の際の備えに関してご協力くださり、本当に感謝しています」と謝辞を述べました。
事業者を代表してトヨタカローラ神戸株式会社の塩住宏基(しおずみ・ひろき)代表取締役社長は、「子どもの頃に阪神・淡路大震災を経験し、小学校へ避難しました。避難所では暗く寒い中、2~3日間を不安な気持ちで過ごしました。大災害が起きた時に外部給電可能な車両があれば、数日は電気が取れて、子どもたちの不安を抑えることができるのではないかと思います。この協定にとどまらず、オールトヨタで連携しながら、地域の皆さまが困っていることに耳を傾け、貢献ができる企業でありたいと思っております」と話されました。
締結式の閉会後には、危機管理センター1階エントランス前において、ハイブリッド車を用いた給電デモンストレーションが行われました。
お問い合わせ:災害対策課(0798-35-3546)
※1 市内オールトヨタ5社は以下のとおりです。
兵庫トヨタ自動車株式会社
神戸トヨペット株式会社
トヨタカローラ神戸株式会社
ネッツトヨタ神戸株式会社
ネッツトヨタゾナ神戸株式会社
トヨタモビリティパーツ株式会社(県内トヨタ販売会社、トヨタ自動車への要請窓口)