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平成18年度 西宮市民文化賞受賞者紹介(学校法人 神戸女学院)

更新日:2010年12月13日

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学校法人 神戸女学院

学校法人 神戸女学院 プロフィール

 明治8年(1875年)にアメリカ人女性宣教師によって創立された。「愛神愛隣」を永久標語とし、131年間にわたって、日本の女子教育の先駆的な役割を担ってきた。
 昭和8年(1933年)に神戸から西宮に移転。W.M.ヴォーリズ博士によって設計されたスパニッシュ・ミッション様式の学舎は、岡田山という立地と合わせて「美しいキャンパス」として名高く、絵画や写真を趣味とする方々が写生や撮影に訪問されることも多い。また、一般の方々を対象にした公開講座や講演会、音楽会や毎年5月に行う愛校バザーには近隣の方も多く来場されている。
 現在は中学部、高等学部、大学、大学院を擁し、生徒・学生数は約3,600人。それぞれにキリスト教と国際理解の精神を根幹とした教育を行っている。中高部では一貫した語学教育、高度な学力養成とともに、「愛神愛隣」の精神に根ざしたボランティア活動も積極的に実施。春と秋の子ども会では、西宮市立さくら苑などの子どもを招いて一緒に遊んだり、手作りのお菓子をプレゼントしたりしている。
大学においても全学的に英語教育に力を入れ、その取り組みは文部科学省の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に選定された。同じく「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択された音楽学部の取り組みは、小学校や病院に出向いてコンサートを行ったり、子どものためのコンサートを定期的に開いたりするもので、音楽活動を地域に還元する活動として高い評価を得ている。また、人間科学部環境・バイオサイエンス学科は、西宮市と共同で津門川の保全等、環境保護活動を行っている。大学音楽学部は今年創立100周年を迎え、これを節目として今年4月に新しく舞踊専攻を開設した。

西宮市のなかで最も長い歴史を有する学院

 ~多くの有意な人材を輩出~

 創立131年、本市のなかで最も長い歴史を有する学院として、永年にわたりキリスト教主義とリベラルアーツに根ざした子女教育に取り組み、多くの有為な人材を輩出されました。

神戸女学院01

 平成18年
 第33回
 全国中学生テニス選手権大会に出場

 団体戦でベスト16の好成績



神戸女学院02


 大学文学部英文学科の授業風景

 通訳トレーニング法を活用した英語教育に
 取組み、「仕事で使える」英語力を育成


神戸女学院03


 毎年12月に行われるクリスマス礼拝

大学音楽学部のオーケストラが
参加する音楽礼拝は荘厳


「音楽によるアウトリーチ活動」が高い評価

 ~地域の文化振興に大きく貢献~

 近年は、コンサート・ホールの舞台という枠組みにとらわれず、子どものためのコンサートや病院等での音楽プログラムの提供といった「音楽によるアウトリーチ」活動が高い評価を得るなど、地域の文化振興にも大きく貢献されました。

 大学音楽学部の「音楽によるアウトリーチ」活動
 地域とのつながりを深めながら、聴き手の心に響くような演奏を披露



神戸女学院04


 平成18年(2006年)7月

 小学校にて、音楽プログラムの提供


神戸女学院05


 平成16年(2004年)7月

 病院でのコンサート風


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