平成27年度 西宮市民文化賞受賞団体紹介(西宮音楽協会)
更新日:2015年12月28日
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西宮音楽協会
西宮音楽協会 プロフィール
西宮の音楽文化の発展に寄与することを目的として、西宮少年合唱団初代団長の鎌田 廉平(かまた れんぺい)氏を中心に昭和63年(1988年)に設立。平成27年(2015年)9月に設立27周年を迎えた。
西宮市在住もしくは西宮市内で音楽活動に携わっているクラシック音楽の演奏者などで構成。声楽部門、ピアノ部門、管弦打楽器部門、作曲・指揮者部門の4部門に、現在250名を超える会員が在籍し、幅広く活躍している。
協会設立以来、「コンチェルト・アヴァンティ」などの主催コンサートを兵庫県立芸術文化センター等で開催し、ピアニストである内田美苗(うちだ みなえ)会長、大阪フィルハーモニー交響楽団の元ホルン奏者で、現在パーソネル・マネージャーの服部喜久男(はっとり きくお)事務局長をはじめとする一流の演奏家や、兵庫県芸術奨励賞、坂井時忠音楽賞等を受賞した若手会員が素晴らしい演奏を披露している。卓越した演奏技術と豊かな表現力で奏でられる芸術性の高い音楽は、心に深い感動を与え、多くの観客を魅了するなど、本市の音楽文化の向上に大きく寄与した。
また、西宮市文化振興財団と共催する「甲東サロンコンサート」、「フレンテ名曲サロン」、「ニューイヤー・コンサート」、本市が主催する西宮市芸術祭の「クラシックコンサート inプレラ」、平成16年(2004年)から「音楽と出会うまち西宮」事業の一環として実施している「まちかどコンサート」などへ数多くの協会会員が出演している。ホールだけではなく、明治時代の貴重な建築物である今津六角堂でも演奏会を開催するなど質の高いクラシック音楽を身近に鑑賞できる機会を市民に提供し、「音楽と出会うまち西宮」事業の推進に貢献した。
さらに、平成23年(2011年)から「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を実施し、西宮市が支援する宮城県女川町と南三陸町の小中学校の音楽教育のために、チケットの売り上げ等を全額寄付するなど、音楽による社会貢献活動も展開している。
このほか、本市が平成27年(2015年)から始めた市内の小中学校へのアウトリーチ事業にも積極的に関わり、子どもたちに本物の芸術文化鑑賞の機会を提供するとともに、西宮市文化振興財団が主催するフレンテ文化講座において講師を務め、市民に音楽の魅力を伝える講演も行っている。
市民に質の高いクラシック音楽を提供
~西宮市の音楽文化の発展に大きく寄与~
永年にわたり多彩なコンサートを精力的に開催され、卓越した演奏技術と豊かな表現力で奏でられる芸術性の高い音楽は、心に深い感動を与えるとともに、多くの観客を魅了しました。
西宮市や西宮市文化振興財団と連携を図り、市民に質の高いクラシック音楽を身近に鑑賞できる機会を
提供するなど、「音楽と出会うまち西宮」事業の推進と本市の音楽文化の発展に大きく寄与されました。
平成26年(2014年)1月 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホールにて
西宮市文化振興財団と共催する「2014 ニューイヤーコンサート」で会員らが
新年にふさわしい華やかな演奏を披露。
平成27年(2015年)9月 西宮市フレンテホールにて
西宮市文化振興財団と共催する「第28回 フレンテ名曲サロン」
で会員らがシューマン作曲ピアノ五重奏の優美な調べを奏でる。
平成26年(2014年)6月 西宮市甲東ホールにて
西宮市文化振興財団と共催する「甲東サロンコンサート」で
会員らによるパーカッションとマリンバアンサンブルの
軽やかでメロディアスな演奏。
「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を継続的に開催
~社会貢献活動にも力を注ぐ~
被災地の一日も早い復興を願い、「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を継続的に開催するなど、音楽を通じた社会貢献活動にも力を注がれました。
平成27年(2015年)3月 西宮市フレンテホールにて
東日本大震災から4年を迎えたこの日、フレンテホールで
12回目のチャリティーコンサートが開催された。
一日も早い被災地の復興を願い、会場には会員らによる
フルート、ヴァイオリン、ピアノ、声楽の美しい調べが流れた。
平成27年(2015年)10月 西宮市甲東ホールにて
甲東ホールで第13回のチャリティーコンサートが開催され、
会員らにより木下牧子やオッフェンバック、ベートーヴェン、
小林秀雄の曲が演奏され、収益金や募金は東日本大震災被災地の
小中学生の音楽教育のために寄付された。