令和7年度 西宮市民文化賞受賞者紹介(西宮酒造家十日会)
更新日:2025年12月8日
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西宮酒造家十日会 プロフィール
市内で酒造業を営む以下の12の事業者で構成され、地域の酒造業振興と日本酒文化の普及に尽力しておられます。
・今津酒造株式会社(扇正宗)
・大関株式会社(大関)
・大澤本家酒造株式会社(寶娘)
・木谷酒造株式会社(喜一)
・北山酒造株式会社(島美人)
・國産酒造株式会社(灘自慢)
・松竹梅酒造株式会社(灘一)
・辰馬本家酒造株式会社(白鹿)
・日本盛株式会社(日本盛)
・白鷹株式会社(白鷹)
・本野田酒造株式会社(金鷹)
・万代大澤醸造株式会社(徳若)
これらの酒造会社は、灘五郷の一角を担う西宮市において、伝統的な酒造りの技術と精神を守りながら、地域社会とのつながりを大切にし、酒文化の発展に寄与してきました。特に、地元の「宮水」を活かした酒造りは全国的にも高く評価されており、西宮の日本酒はその品質と風味において広く知られています。
十日会は、酒造業の枠を超えて地域との連携や次世代への文化継承に取り組み、市民文化の向上にも貢献しています。さらに、本市や商工会議所、観光協会と連携し、「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」などのイベントを通じて日本酒の魅力を広く発信し、地域交流や観光振興、経済活性化にも大きく貢献されており、本市の「日本酒のまち」としての発展を牽引する存在です。
「宮水」の保全活動や「宮水まつり」を開催
~西宮市酒造家の発展に大きく貢献~
西宮酒造家十日会は、灘の酒造りの基盤である「宮水」の保全と普及に力を注いでいます。 「宮水発祥の地」碑の維持管理や、毎年秋に開催される「宮水まつり」を通じて、その価値を広く発信し、本市の酒造文化の継承と地域の誇りの醸成に貢献しています。

2021年1月 宮水発祥の地にて
酒造りに欠かせない貴重な天然資源である「宮水」の源泉を記念する重要な碑であり、その維持や見学など、「宮水」の存在を発信する活動に尽力

2025年10月 宮水まつりにて
毎年秋ごろから始まる新酒の醸造を前に「宮水」への感謝を込めて酒造りの無事とお酒の出来栄えがよくなることを祈願して行う西宮の年中行事
「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」などを開催
~市民文化の向上と西宮の知名度の向上に大きく寄与~
本市や商工会議所、観光協会と連携し、多くのイベントを実施することで、市民や観光客に日本酒の魅力や酒造りの楽しさを伝え、地域交流の促進や観光振興、市民文化の向上に大きく貢献されておられます。

2025年10月 西宮神社境内にて
毎年10月に西宮神社とその周辺で西宮の日本酒文化に触れ日本酒を楽しむイベント、西宮酒ぐらルネサンスと食フェアを開催

2025年10月 西宮神社境内にて
西宮の蔵元自慢の日本酒の購入・有料試飲を実施したほか、飲食ブースなどが多数出店