JICAボランティア2名(2017年度1次隊)が西宮市松永副市長を表敬訪問
更新日:2019年2月1日
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6月22日、独立行政法人国際協力機構(JICA)のボランティアとして海外に派遣される西宮市出身のお二人が、出国を前に西宮市役所を訪れ、松永博副市長を表敬しました。
商社を退職し青年海外協力に応募した男性ボランティアはマラウイに派遣され、カスング県のコミュニティ開発局で勤務します。トウモロコシなどの農業が盛んな土地で、前職の経験を生かし、農作物の市場開拓などに関わります。学生時代の海外渡航経験から「将来は長期間、途上国で働きたい」と考えるようになったという男性。「現地の皆さんと協力して持続的なビジネスを生み出したい」と力強く抱負を述べました。
また、日系社会青年ボランティアとしてブラジルに派遣される女性ボランティアは、サンパウロ州で現地の日系ボーイスカウト隊に入り、リーダーとして活動します。長年のボーイスカウト経験を生かした指導とともに、子供たちに日本文化などを伝えます。日系社会について「実は日本のことをあまり知らない人も多い」と話し「西宮とサンパウロをつなぐ架け橋になりたい」と意気込みを見せました。
松永副市長は「この活動が、お互いの国のことを知り、交流が深まるきっかけになることを期待しています。得るものがたくさんあると思うので、ぜひ日本に持ち帰って生かしてください」と激励しました。
JICAボランティアの2名は、7月4日から2年間にわたり派遣先で活動します。
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