学びのコンテンツ:たるかいせんすごろく(樽廻船双六)
更新日:2020年7月31日
ページ番号:15119704
あそんで、学ぶ、たるかいせんすごろく。
むかしむかし、江戸時代のこと。西宮から江戸(今の東京)にお酒を運ぶ「樽廻船(たるかいせん)」という船が、かつやくしていました。そして、年に一度、樽廻船のレースがあったのです。
さあ、西宮でつくったお酒を、だれが一番はやく江戸まで届けられるかな?
すごろくで競争してみましょう。
学びプラス:樽廻船と新酒番船
樽廻船(たるかいせん)
江戸時代、西宮・伊丹などでつくられた酒の多くは、江戸(今の東京)に運ばれ、「下り酒」と呼んで売られていました。この物の流れを支えたのが廻船による海運業で、特に酒を運ぶための専用船を「樽廻船」(たるかいせん)といいました。大坂(今の大阪)安治川や西宮には、樽廻船で酒を運ぶ業者(樽廻船問屋)が軒を連ねていました。
新酒番船(しんしゅばんせん/しんしゅばんぶね)
年に一度開かれた樽廻船のレースを「新酒番船」(しんしゅばんせん/しんしゅばんぶね)といいます。その年につくられた新酒を、西宮・大坂から江戸に運ぶ速さを競いました。通常10日以上かかる航路を、最速で3日もかけず走破する過酷なレースでした。
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お問い合わせ先
西宮市立郷土資料館
西宮市川添町15-26
電話番号:0798-33-1298
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