保育士さんへのインタビュー
更新日:2025年8月4日
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保育士さんへのインタビュー
私立の市内保育所等で働いていただいている保育士さんに、「勤務先の選び方」や「実際に働いてみて感じたギャップ」、「これから実習に臨む学生へのアドバイス」などについてお話を伺いました。
目次
※本ページにおいては、分かりやすさを重視し、保育士及び保育教諭を合わせて「保育士さん」と表記しています。
※インタビューを受けてくれた保育士さんに関する勤務年数及び担当クラスは、インタビュー時の内容となっております。
1~2年目の若手保育士さん
ゆいな先生(1年目、大阪市出身)
ゆきね先生(2年目、大阪府出身)
ゆいな先生(1年目、大阪市出身、乳児クラス担当)
Q.保育士を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
A.大学卒業後の漠然とした中で、自分のやりたいことを考えた結果、幼少期の頃から小さい子供が好きなことを思い出したことです。
子供に関わる仕事をするために、独学で保育士資格の取得を目指しました。
Q.勤務先を選んだ理由を教えてください。
A.元々神戸市の中で保育所を探していて保育士就職フェアなどに参加したりしていましたが、西宮に来た時にたまたま通りがかった保育園が、葉っぱや切り絵などがいっぱい並べられていて、この施設の保育環境がすごく魅力的に感じたからです。
その後、この施設のホームページを見てから、施設見学、アルバイトを経て、今の勤務先を選びました。
Q.保育士としてのやりがいを教えてください。
A.子どもの成長と笑顔が、一番近くで見られることです。
乳児の担当なので、4月から入ってきた新入園児が慣れてきて初めて見せてくれる笑顔や、出来なかったことが出来た瞬間をみんなで喜べるという所が、嬉しくてやりがいになります。
ゆいな先生の保育の様子
Q.保育士として働いてみて初めて感じたギャップがあれば教えてください。
A.「保育環境を作る」という所が、働く前のイメージと違いました。
アルバイトとして保育園で働いていたときには分かりませんでしたが、保育環境を作るうえで、子どもの成長がどういうもので、どのような成長をして欲しいかという所まで考える必要があるという点が一番大切だという事に、一番驚きました。
Q.保育士として苦労していることとその際の解決方法を教えてください。
A.1日の流れが決まっているので、時間を見ながら動いていますが、イレギュラーな事が起こる度にどのように対応するか全く分からず苦労しています。
解決方法としては、ちょっとでもイレギュラーが起きたらすぐに他の先生に相談して一緒に考えてもらっています。
Q.(これから保育士を目指す人が)園選びの際にやっておいた方が良いと思ったことを教えてください。
A.現場に行かないと園の雰囲気が掴めないので、施設に直接足を運んで見学や体験はした方が良いと思います。
園の雰囲気を感じるというのが一番大事だと思います。
リクルートバスツアーとかは、大きい園や小さい園、分園などを1回で回って施設規模の大小の違いを感じられるのは魅力じゃないかなと思います。
Q.休日の過ごし方を教えてください。
A.家族や友人と買い物に行ったり、温泉に行ったりしています。最近行ったおススメの場所は、芦屋にあるスーパー銭湯で、岩盤浴が気持ちよかったです。
Q.今後の目標を教えてください。
A.子供たちひとりひとりに寄り添う保育を一番に心がけて、子供たちの楽しいという感情を引き出せる面白い保育士になりたいと思います。
園の先輩保育士方の良い所を集めるとこんなイメージになりました。
ゆきね先生(2年目、大阪府出身、1歳児クラス担当)
Q.保育士になろうと思った理由を教えてください。
A.自分では覚えていないくらい昔から保育士になりたいといっていたそうです。おそらく、私自身人見知りの性格ですが、当時私が通っていた保育園の先生が非常に優しく、そのおかげで、楽しい幼少期を過ごすことができたからだと思います。
Q.保育士のやりがいを教えてください。
A.子どもたちと相談しながら子どもたちにとってちょうどよい遊びを見つけることにやりがいを感じます。昨年度のクラスでのエピソードですが、朝のあつまりでピアノを使っていたところ、子どもたちが音階遊びをしたいと提案してくれました。少し難しいかなと思いながらも子どもたちの意見を尊重し始めたところ、それが楽しくなり、よく歌うクラスになりました。このように子どもたちの『楽しい』を引き出すことができるのが魅力だと思います。
Q.仕事上、心がけていることを教えてください。
A.1歳児クラスという月齢による成長の差が大きなクラスを受け持つことになり、成長の差をどのように考慮しながらクラスを運営していくか難しい場面もあります。
そのようなとき、私自身はすぐに先輩などの相談する、疑問点を残さないということに努めています。職場の環境もすごくよく、先輩や園長先生も優しく相談に応じてくれるので、非常に心強く感じています。
Q.勤務先を選んだ理由を教えてください。
A.私自身は大阪出身ですが、西宮市の学校に通い、西宮市内の施設に実習やボランティアに行っていたことから、西宮市に縁があると感じていました。また、一人暮らしをするにあたり、宿舎借り上げ支援が充実していたことも西宮市での就職を後押ししてくれました。
今、勤めている施設は、遠足の場所を決める際に子どもの意見を取り入れるなど『子ども主体』の保育が行われており、見学に来た時に『ここだ!』と感じたからです。
Q.休日の過ごし方を教えてください。
A.大好きな家族や友達と会うことが1番のリフレッシュになっていると思います。一人暮らしを始めたからこそ、家族との時間がとても大切な時間になっていると感じます。また、短い時間でも友達と会って話すことによって、非常にリフレッシュを図れているなと実感できます。
ゆきね先生のプライベート
Q.今、保育士を志している方に対して、アドバイスをお願いします。
A.保育士を志望している方には、ぜひ実習以外で子どもと関わる機会を持つことをおススメします。私は学生時代児童養護施設でのアルバイトを2年半ほど経験しました。また現在勤務している施設に就職する半年前からアルバイトを経験しました。これらの経験は実際に保育士として働き始めてからも活きているように感じます。
Q.今後の目標を教えてください。
A.忙しさを感じることが多いですが、その中でも一人ひとりの子どもに対して丁寧に接することができる保育士になりたいと思っています。また、資格を持っている専門職であるという意識と知識をもって子どもたちと関わることができる保育士になりたいと思います。
中堅の保育士さん
ちか先生(5年目、西宮市出身)
なお先生(6年目、西宮市出身)
(ちか先生、5年目、西宮市出身)
Q.保育士を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
A. もともと子どもが好きなのがきっかけですが、実は、大学で実習に行ったときに、実習記録や指導案などの書類作成に大変さを感じまして、一般企業への就職を考えた時期がありました。
一般企業向けの志望動機を書くために自己分析をしたのですが、そこで改めて子どもと直接関わる仕事がしたいということに気づき、保育士の道を選びました。
Q.勤務先を選んだ理由を教えてください。
A.大学で実習に行くまでは、幼稚園と保育所の違いも良く分からない状態でしたが、保育所で実習したときに0~2歳児の子どものかわいさに気づいて、幅広い年代の子どもと関われる保育所に魅力を感じました。
あと、私立園だと卒園した子どものための同窓会があることも知り、卒園後も子どもたちがどのように過ごしているかを教えてもらえる等、つながりがあり、長く関わることができる方がいいと思い、私立園に決めました。
また、私が就職した園は実習園で、リクルートバスツアーや保育士就職フェアを通じていろいろな園を見学して比較した結果、先輩職員方の保育方法や保育者同士の関係性、お互いに助け合ったり協力し合ったりしているところに魅力を感じ、園を決めました。
Q.保育士としてやっていて良かったと思うことを教えてください。
A.内面的な部分も含めた子どもの成長を感じられることが良い点です。
身体が大きくなる目に見える成長だけでなく、泣いている友だちにティッシュを持って行ってあげるような優しさだったり、現在担当している2歳児クラスの食事では少しずつ最後まで自分で食べようとする意欲を持てるようになったりと、心の成長と出会えることです。
Q.保育士として苦労していることとその際の解決方法を教えてください。
A.0歳児クラスを担任していた時に、おむつ交換や食事の関わり、遊びの中でのやりとり等、愛着関係を積み重ねた子どもがいました。
次第に、クラス担任の中でも私の存在を強く意識するようになり、他の子どものおむつ交換等のため保育室から出たり、早番出勤を終えて交代したりする時に泣いてしまうことが続き、信頼関係が築けてきた嬉しさとともに、大変だと感じる時期がありました。
子どもが落ち着いて過ごせるように可能な限り一緒に遊び、遊びに夢中になり始めたタイミングで少しずつ距離を取りながら他の子どもも見るようにしたり、離れた場所にいても声をかけてまなざしを向けていることを伝えるなど、子どもが安心感を持って園生活を楽しめるように努めました。
始めは私へのセンサーがついているのかと思うほど、少し離れたら存在を確認して泣くこともありましたが、クラス担任間でも連携をとり、私自身も根気強く関わりを積み重ねる中で少しずつ子どもの姿にも変化が見られるようになりました。
Q.保育士として働く中で大切にしていることを教えてください。
A.現在、2歳児クラスを担当しています。子どもとのやりとりの中で、自分の気持ちや、やってほしいことなどを言葉で伝えようとする姿が見られています。指差し等の仕草で伝えようとする姿も見られますが、まずは気持ちを受け止め、やりとりを楽しんでいく中で気持ちを伝える喜びや心地よさを感じ、楽しい言葉のやりとりにつながってほしいと願って保育にあたっています。
あとは、お迎えに来た保護者にその場で連絡事項をお伝えし忘れないために、メモを欠かさないようにしています。
ちか先生の保育の様子
Q.保育士になる前となった後のギャップを教えてください。
A.実習の時は、帰宅しても記録などの書類が多くて大変でしたが、保育士になってからは、業務時間内に日誌を書いたりするなど、実習の時と比べると書類関係の業務量が少なかったのが意外でした。
Q.これから実習に臨む学生にアドバイスをください。
A.アドバイスになるか分かりませんが、毎晩のストレッチをおススメします。
乳児クラスだと抱っこしたりして腕や腰が痛くなったりするので、私は働き出してから就寝前のストレッチを習慣にしました。
Q.オフの過ごし方や趣味を教えてください。
A.野球観戦が好きなので、家族や友人と一緒に楽しんでいます。日本のプロ野球では特定の応援しているチームもありますが、野球観戦自体が好きなので、セパ問わずいろいろな球場に行って野球観戦を楽しんでいます。早番出勤の日は、退勤後に野球観戦に行くこともあります。
ちか先生のプライベート
Q.今後の目標を教えてください。
A.一緒にいたらワクワクすると思ってもらえる先生になりたいというのと、日々子どもたちに寄り添った保育を行い、卒園後にも、ふっと思い出してもらえるような先生になりたいと思っています。
なお先生(6年目、西宮市出身、2歳児クラス)
Q.保育士を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
A.自分が通っていた園に大好きな先生がいたからです。引っ込み思案だった私にも優しく、色々な事に挑戦させてくれた活発な先生がいて、その先生が好きなので安心して園に通っていたことを今でも覚えています。
また、小さいときから弟の友達やその兄弟姉妹などと触れ合う機会が多く、小さい子のお世話をするのも好きだったので、中学生ぐらいから保育士資格の取れる大学に行きたいと考え、中学校のトライやるウィークでも保育園を希望したりしていました。
Q.勤務先を選んだ理由を教えてください。
A.大学のキャリアセンターの資料やネット上の情報では、勤務形態や募集要項などは分かるものの、園の雰囲気、イメージが湧かず悩んでいましたが、興味のある園が参加する西宮市の保育士就職フェアが開催されるという事で、友人と一緒に参加しました。そこで興味のあった園の園長先生や先輩先生方と話したところ、感じの良いやり取りを丁寧にしていただいたこともあり、園見学の申し込みを行いました。
その後、複数園見学しましたが、最初に興味のあった園を見学した際に、壁面製作には子どもたちの作品を掲示するなど子どもが主体となる保育をしていたと感じ、勤務先を決めました。
Q.保育士としてやっていて良かったと思うことを教えてください。
A.誰よりも子どもの成長を間近で見られる、感じられるところです。
乳児クラスについては日々の成長が特に大きく、園には個性豊かな子も多いのでトラブルもありますが、日々接していくうちにトラブルが無くなったりします。また、お友達同士で上手におしゃべりしたり、私たちの事を名前で呼んでくれたりすると、とてもかわいく感じます。
Q.保育士として苦労していることとその際の解決方法を教えてください。
A.噛みつき癖のある子どもの改善方法について苦労したことがあります。
その際の対応としては、その子どもと信頼関係を作りながら、その子どもの個性・特性などを見極めようとしました。それから、他の先生と相談しながら、噛みつき前の何らかのアクションが無いか注意し、結果、特定の子が噛まれることが多いので、隣で遊んでいるときは特別気を付けるなど、日々の保育の中でいろいろ試行錯誤と内部共有しながら対応しています。
Q.保育士として働く中で大切にしていることを教えてください。
A.子どもの個性をより良い方向に伸ばせる様に心がけています。
子どもには少し気を付けてあげないといけない所と、すごくいい所がそれぞれにあって、子どもそれぞれの個性と関わり大事にしながら、良いところを伸ばしていけるように日々関わっています。
なお先生の保育の様子
Q.保育士になる前となった後のギャップ。
A.保育士になる前から、業務日誌などの書類事務や壁面製作などの業務は元々イメージできていましたが、本当に子どもたちが落ち着いて過ごせるように、棚の配置変えたり、遊ぶおもちゃを少し変えたりするなど、環境づくりという仕事の存在を知って驚きました。実際にレイアウト一つ変えるだけで子どもたちの遊び方がかなり変わるという事にも驚きました。
Q.これから実習に臨む学生にアドバイスをください。
A.すぐに使える手遊び歌を2~3個覚えておくことと、分からないことがあればすぐに先輩に聞くことです。
手遊び歌は、子どもたちが集まりやすく話を聞いてくれやすくなりますし、分からないことをすぐに聞くのは、学生さんのためだけでなく実習先の先生が、学生さんが分からなくて困っているという事が分かるのでサポートしやすくなるためです。
Q.オフの過ごし方や趣味を教えてください。
A.友人と旅行やライブ、業務後にご飯など行ったりしています。
なお先生のプライベート
Q.今後の目標を教えてください。
A.働く中で大切にしていることとも重複しますが、個性溢れる子どもたちの細かいところにも気づきのばしてあげられるように関わっていられるようになりたいと思っています。
主任保育士さん
はなえ先生(17年目(うち、主任9年)、鳥取県出身)
はなえ先生(17年目(うち、主任9年)、鳥取県出身)
Q.保育士として働き始めたきっかけや動機について教えてください。
A. 3人兄妹の末っ子として育ちましたが、時折会う年下のいとこのお世話をする中で、その楽しさを感じていました。また、おばから「保育士に向いているんじゃない?」という言葉をもらったことも、保育士を目指すきっかけの一つとなりました。
Q.勤務先を選択した理由
A.幼稚園での実習も経験しましたが、0歳からの成長を見守ることができる保育園に魅力を感じました。現在の勤務先は、専門学校の担任から推薦された園を選びました。
Q.主任としての主な役割や、やりがいについて教えてください。
A.主任の主な役割は、クラス担任よりも広い視野を持ち、園全体を俯瞰的に見て運営に携わることです。この役割を通じて得られる経験や学びが、私にとってのやりがいに繋がっています。
Q.主任としての業務の中で特に重要だと感じるものについて教えてください。
A.園長補佐、後輩指導など重要なものは多数ありますが、研修など学びの機会を意識し、自分自身のスキルアップを図ることが重要だと考えています。
Q.保育方針やカリキュラムの策定に関与することが多いと思いますが、そのプロセスについて教えてください。
A.カリキュラムの追加変更の際には、園の強みや課題、方向性を確認し、職員や保護者のニーズに合致するかを検討したうえで、実現できるように調整しています。
例えば、クラス担任から新規イベントの提案がある場合は、提案者に意図や理由を尋ね、園の方針に沿っているか確認。その後、園長や主任らと協議のうえ、実現に向けて調整を進めます。
打ち合わせの様子
Q.若手保育士の育成や支援として、取り組まれていることを教えてください。
A. 安心して話せる環境を整えることを大切にしています。また、こちらからも「何か分からないことがない?」など積極的に声掛けするようにしたりしています。
Q.園で「仲間」として一緒に働くときに大事にして欲しいことを教えてください。
A.“つながり”が非常に重要ですので、報告・連絡・相談(報連相)を大事にしてほしいと思います。例えば、複数担任のクラスでは、担任同士の情報共有が不可欠ですし、園児に関する連絡ノートは、担任以外の先生が保護者対応をすることもあるため、降園時に保護者に伝えるべき情報が漏れないよう、しっかりと情報を共有することも大事です。
Q.新人保育士に期待することや、頑張って欲しいことを教えてください。
A. 先輩保育士の背中を見て、積極的に技術を身につける姿勢を持ってほしいと思います。
Q.新人保育士が一人前の保育士になるためには、どのような経験やスキルが必要だと感じますか?
A.人間力が重要だと感じます。先ほどの頑張って欲しいことと重なる部分もありますが、先輩保育士や保護者とのコミュニケーションを積極的に取り、先輩の技術を学ぶ姿勢が必要だと思います。
Q.主任になるためには、どのような経験やスキルが必要だと感じますか?
A.人間力が重要な要素となりますが、具体的には責任感や職員への共感力、自分自身の体調管理能力、そして広い視野から違和感に気づく洞察力など、さまざまな経験やスキルが必要だと考えています。
Q.主任になる前と後で、感じたギャップはありましたか?
A.後輩が失敗した際に、一先輩保育士の時は簡単に「大丈夫!」とフォローできていたが、主任となってからは責任を取る側の立場として考え判断する必要があるため、保護者への説明など問題解決までの流れを考えるようになったことで、今までと同じように気軽に大丈夫と言えなくなってしまった事です。
Q.主任になって苦労していることとその際の解決方法又は工夫していること
A.主任となった事で、重たい業務が増えた訳ではありませんが、保育業務以外の書類作成やシフト作成、保護者とのトラブル対応など、一保育士の時には無かったデスクワークを含めた細かい作業に忙殺されるようになってきました。
現在は、自身の経験による効率化やICT化により一部改善を図っている所です。
Q.オフタイムの過ごし方(休日や平日のアフター)やリフレッシュ方法など
A.映画鑑賞やウィンドウショッピングに出かけることでリフレッシュしています。
Q.長年、保育士を続けてこられた理由はなんだと思いますか?
A.子供の成長を近くで見続けられ、卒園後もランドセルを見せに来てくれたりすることが嬉しいです。また、子どもの自然な笑顔につられて、笑顔の多い職場になっている事だと思います。
はなえ先生の保育の様子
Q.今後の目標を教えてください。
A.保育には完璧な正解が無いため、日々学び、継続的なスキルアップが必要だと思っています。人間力の成長が目標ですね。
Q.保育士になる前に知っておいた方が良いと思うことはありますか?
A.園選びについて言えば、園によってはピアノを弾けなくても良い園があること。
例えば、ピアノが苦手な場合は、事前に園に確認することで、毎日ピアノを弾く必要があるのか、CDを使用しても良いのかが分かります。他にも、日誌の記載内容、保育計画、ネイルや髪色の制限など、気になることがあれば事前に園に確認することで、施設とのミスマッチを事前に避けられると思います。
Q.これから保育士になる人へのアドバイスやメッセージをお願いします。
A.新人のうちは、体調管理など自分で出来ることはしっかりと自己管理し、技術的に出来ないことなど困った時は先輩に助けを求めるなど、周囲のサポートを受けながら気負わずに頑張っていきましょう。
男性の保育士さん
こうた先生(7年目、神戸市出身)
こうた先生(7年目、神戸市出身、0歳児クラス担当)
Q.保育士になろうと思ったきっかけを教えてください。
A.母が保育士として働いていたので、幼いころから保育士という仕事が身近にありました。その影響もあり、小学生の時の職場体験では保育所を選択しました。その際、とてもやりがいのある仕事だと感じ、保育士を志すようになりました。
Q.勤務先を選んだ理由を教えてください。
A.現在勤務している保育園は、自分自身が子どものころお世話になった保育士さんが園長をしています。その縁で施設見学に行った際、施設の雰囲気などが自分の保育感と合致したため、最初は非常勤保育士として勤務し始めました。非常勤保育士として勤務する中で、「この園なら自分の保育を実現できる」と思い、現在正規の保育士として働いています。
Q.保育士としてのやりがいを教えてください。
A.保育士としての仕事を通じて子どもの成長を感じることができることに加えて、子どもの笑顔に元気をもらうことができる部分に魅力を感じます。大変なことがあっても、子どもの笑顔によって、「頑張ろう!」という気持ちになれるのが、保育士のやりがいではないかと思います。
こうた先生の保育の様子
Q.休日の過ごし方を教えてください。
A.私には現在10ヶ月の子どもがおり、子どもと遊ぶことがリフレッシュになっています。保育士としていろんな子どもと接していますが、自分の子どもはまた違うなと感じます。また、学生時代に野球をしていたこともあり、休日には野球観戦をすることもあります。
Q.これまで苦労したこと及びその克服方法について教えてください。
A.私自身の性格もあり、あまり悩んだりすることはありませんが、働き始めのころは、うまくいかないことも多く、先輩方と比べて「自分はなんでできないのか」と悩むことがありました。しかし、保育士としての経験を積むことで、克服できる場面も多いように感じます。大切なのは、自分が抱えた悩みに対して自分自身がしっかりと向き合うことだと思います。そのように向き合った経験こそが、今の自分を助けてくれているのだと感じます。
Q.保育の実習に臨む学生の方に対して、アドバイスをお願いします。
A.実習前に手遊びや歌などしっかり準備することも大切ですが、何よりも目の前にいる子どもとしっかり接することを心掛けてほしいです。目の前の子どもとしっかり接することにより、自分自身も実習に対して前向きになると思います。
Q.今、保育士を志している方に対して、アドバイスをお願いします。
A.勤務先を選ぶときは、自分の目でしっかりと施設を見ることが大切だと思います。また、実際に保育士として働くまでに、保育施設でのボランティアなどを通じて、保育士という仕事のイメージを持つことは有益だと思います。その時に得た自信や経験が、実際に保育士として働く中で悩んだ際に、力になってくれると思います。
未就学の子どもがいる保育士さん
まい先生(18年目、西宮市出身)
まい先生(18年目(産休含む)、西宮市出身、3歳児クラスリーダー)
Q.保育士を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
A. 小さい頃から子どもが大好きで、保育のボランティアに参加はしていましたが、仕事にするという発想は無かったので、保育業界で働くというイメージはありませんでした。
ところが、高校生の時に通っていた空手の先生との雑談の中で、「子どもが好きで、教えることも好きなら先生をしたらいいんじゃないか?」という話がきっかけで、保育士という仕事を意識し始めました。保育園か幼稚園かについては、乳児期だけにしかない面白さや魅力がいっぱいあるので、保育園が良いなと思っていました。
Q.勤務先を選んだ理由を教えてください。
A. 一度転職を経験しており、最初の園は、学生の時からお世話になった憧れの先生が在園しているところに就職しました。
子どもが閃いたものや興味を持ったものを膨らませる、子どもに対して熱い思いを持っている良い園でした。学生の時からずっと同じ園にいたので、5年目の時に、自分の世界を広げていけるように、保育士の研修にとても力を入れている今の保育園の存在を知り、転職をしました。
ちなみに、出身が西宮ということもあり、西宮市が好きなので転職先は市内で探しました。
Q.転職後の職場に入園するときに気を付けたことを教えてください。
A.同じ園に長期間在籍していたので、自分が当たり前と思っていることが、別の園では違うかもしれないと思い、色々なことを吸収するために、心構えは新人のつもりで入職しました。
Q.出産後も保育士に復帰しようと思った理由を教えてください。
A.この仕事が楽しすぎたので、保育士に復帰しないという選択肢は無かったです。ただ、復帰のタイミングやシフト(短時間、フルタイム、早番、遅番など)などを少し悩みました。園長の方針として、復帰のタイミングは子供が生まれてから自分で考えて良いことや、家庭の状況に合わせて働き方を相談できたので、復帰しやすかったです。
Q.出産後の復職時に気を付けたことがあれば教えてください。
A.今までと生活リズムが変わるので、仕事だけでなく家の事もしっかりできるように働き方の工夫やバランスの取り方を意識しました。
Q.子育てしながらの働き方について、教えてください。
A.物理的に残れないので、急な保護者対応など何かあったときには他の先生助けてもらっています。他にも育児中の先生がおり、周りの人に力を借りながらシフトなどを回してもらっています。
保護者も私に子供がいることを知っているので、とても働きやすい環境です。
Q.ご自身も保護者となったことで、保育の仕方について新たな気づきや変化した事はありますか?
A.保育の理想論を発信することは大事ですが、「そうは言いながらも、うちもできないことがあり難しいですね。」や「保育士だけど母親としてはこんなことやらかしましたよ。」というコミュニケーションが取れるようになりました。保育士でも苦労しているという話をすると保護者がホッとするような関わり方ができたり、大変だけどお互い前向きにやっていきましょうといった話ができたりするようになったというのが大きな変化です。
Q.保育士として働く中で大切にしていることを教えてください。
A.何事も楽しむことです。困った時こそ楽しいこと、面白いことを色々なところで探してモチベーションを保つようにしています。
Q.長く勤めているからこそのエピソードはありますか。
A.卒園児がトライやるウィーク(中学生の職業体験)で来てくれるようになりました。直接受け持っていたわけではありませんが、園に就職した卒園児がいました。
他には、卒園児がお母さんになって、その子どもが入園することもあります。旧姓しか知らなかったので、最初は名前だけでは気付かなかったですが、顔を見てびっくりしていましたね。大きくなっても子どもの頃の面影が残っていて、それが面白いし嬉しいと思います。
Q.保育士人生の中で一番大変だった時のことを教えてください。
A.保育士3年目で年長の5歳児を担当したときに、周りの先輩がいっぱい助けてくれようとしたのに、自分に余裕がなく助けを上手く受け取ることができず大変な1年を送ったことがあります。
大変ではありましたが、今でもその1年のことはずっと覚えていて、日々の保育を大切にしようと思う心として残っています。また、同じ様に困っている先生はいないかといった、人材育成や子どもに提案する保育などの糧になっています。
Q.しんどかった時、辛い時の対処方法を教えてください。
A.私の場合は、ボーイスカウトなどのボランティアや託児所でアルバイトした時に掛けてもらった言葉や、託児所で初めて出会って仲良くなった子どもとのエピソードとかを記録していて、しんどくなった時には子どもとのやりとりや当時の悩み、楽しかったことを思い出して気持ちをリセットできるようにしていました。
Q.保育士としてのやりがいを教えてください。
A.大人では発見できない、子どもから見る世界を教えてもらえるというのが、面白い所です。
先日遠足に行ったときに、小鳥が何羽もずっと走りまわっているのを子どもがじーっと見ていていたら、ふと「誰が鬼かなぁ?ずっとかけっこしてるじゃない。鬼ごっこしているんだよね?」って言われて、こういうのをぽろっと言ったりするのがたまらなく好きです。
Q.どんな人が保育士に向いていると思いますか。
A.子ども心を持っている人だと思います。保育の技術は後からいくらでも身に付けることはできるので、興味を持つ範囲が幅広く色々なことを楽しめる人は保育士に向いていそうです。
私の場合は、生き物や自然が好きで、道端に咲いているものを調べてみたり、見慣れない季節の食材を見かけたら買ってみたりと、子どもに教えようではなく、自分の興味で動いているのですが、これも保育に繋がっていると思います。同じ様に子どもに対する興味も尽きないので、面白い仕事だと思っています。
Q.子どもと仲良くなるおすすめの方法を教えてください。
A.子どもと同じことをすることです。子どもの目線に立ってというのはよく言われますが、例えば、散歩のときに芝生に寝ころんだら気持ちいいんじゃない?と言うだけでなく、一緒に寝ころんでみると、風の音や草の匂いなどを感じられる。そこで感じたことを言葉にすると子どもたちも返してくれるので、仲良くなるきっかけになると思います。なんでも一緒にやってみてください。この時は園外だったので、他の先生に安全管理を頼み寝ころびました。
まい先生の保育の様子
Q.後輩保育士への接し方で気を付けていることを教えてください。
A.自分が若手の時に、先輩方が教えてくれようとしてくれていたのに自分に余裕が無くてコミュニケーションが上手くいかなかったことがあるので、日頃から声掛けやサポートするようにしています。普段から会話があれば、困っているときに助けてほしいと言いやすくなったり、悩みも小さいうちに相談できたりすると思いますので、早めに相談してもらって一緒に悩めたらいいかなと思っています。
Q.今後の目標を教えてください。
A.目の前にいる子どもたちに面白く毎日笑って過ごしてもらうということと、私は、保育士が天職だと思うぐらい好きな仕事なので、自分が貰ってきたものを後輩に引き継ぎ、しんどさや大変さはあっても、こんなに面白くて魅力的な楽しい仕事ができることは素晴らしいという事を伝えていきたいです。そして、働きやすい環境づくりを目指していけたらと思っています。
県外から西宮市に来てくれた保育士さん
みずき先生(2年目、長野県茅野市出身)
みずき先生(2年目、長野県茅野市出身、0歳児クラス担当)
Q.保育士を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
A.自分が通っていた保育園の年長の先生が好きだったのがきっかけです。その先生からもらった言葉が嬉しくて、今でもその言葉掛けはしっかりと残っています。
子どもの頃にしてもらった事などは忘れてしまうことが多いですが、記憶に残るものもあるので、私も何か子どもたちが前へ進めるきっかけを作れるような先生になりたいと思っています。
Q.勤務先を選んだ理由を教えてください。
A.幼稚園か保育園かという点については、幼稚園は決められた時間に何をするかも決まっている「教育」というイメージがあったので、私の理想とする保育である、遊びや行事を子どもたちが自由に選択できる、自主性、主体性を持てる環境を用意できそうな保育園を選びました。
園の探し方については、長野の大学だったのでキャリアセンターなどには関西圏の縁が無かったのですが、大学の先生の同級生に関西圏の保育関係に勤めている方が多く、園を多数紹介していただきました。親元から離れて一人暮らしするため、治安が良く住みやすそうな地域で保育士補助をやっている市を探しており、西宮市は厚めに宿舎借り上げ支援事業をやっていたという点も決め手になったポイントです。
園を選んだ決め手は、「コーナー保育」を実施しているほか、自分が作ったおもちゃを名前が書かれたカードと一緒に決められた場所に置いておくと、翌日にそのまま遊びの続きが出来るシステムがあって、このような継続遊びができる環境があるところでした。
※コーナー保育…保育室内に遊びの空間(コーナー)を複数作り、子どもが自分で遊びを選択する保育方法。自ら遊びに向かうことで主体性や集中力、協調性を育む効果が期待される。
Q.保育士としてやっていて良かったと思うことを教えてください。
A.0歳児クラスの担任をしているので、子どもたちがどんどん成長している姿を身近で見て、一緒に喜べることがとても嬉しいです。泣いている時に抱っこをすると落ち着いてくれたりするのは、0歳児担任の特権だなと思います。
また、去年と今年で担当クラスが違うのですが、違う階で保育している普段あまり会わない昨年担当したクラスの子たちと出勤時などでたまに会った時に、担当していた時と同じようにお話ししてくれたりすると、クラスは変わっても去年1年間で子どもたちと信頼関係を築けていた、クラス担任をちゃんとやれていたというのが感じられて嬉しかったですし、自信にも繋がりました。
みずき先生の保育の様子
Q.保育士として苦労していることとその際の解決方法を教えてください。
A.子どもたちをやる気にさせる上手な声のかけ方が難しく、リーダーの先生なら子どもたちがまとまるのに自分だったらまとまらないという所でショックを受けたりします。
リーダーや先輩の先生の声かけと、それに対する子どもたちの反応を見て声掛けの引き出しを増やせるように努力していますが、同じ声掛けでも私だと上手くいかないこともあるので、自分なりのやり方をプラスアルファできる様にも考えています。
Q.保育士として働く中で大切にしていることを教えてください。
A.子どもたちが安心できる人、拠り所になれるような、安心感を与えられる人になれるようにと考えています。
働く中で余裕が無くなってしまうこともありますが、笑顔絶やさず穏やかに関わることを大切にしています。
Q.保育士になる前となった後のギャップ。
A.学生の時は、子どもは可愛いというイメージでしたが、実際働いてみると可愛いだけではなく、子どもならではの感覚や捉え方がとても面白く、私に新しい目の付け所や表現を教えてくれる存在だと思いました。
Q.これから実習に臨む学生にアドバイスをください。
A.幼児は積極的にぐいぐい来てくれますが、乳児は人見知りするので、どのように対応したら良いか分からないという話を良く聞きますが、怖がらずに、まずはその子どもたちと関わること自体を楽しんで欲しいと思います。
後、私はピアノが好きなのですが、弾きながら歌うとなると途端に難しくて出来なくなってしまいます。
弾き歌いが出来ると、子どもたちの表情やどの曲が楽しそうとか音楽をもっと一緒に楽しめると思うので、ピアノが好きな人は、学生の時に練習しておくと良いと思います。
Q.オフの過ごし方や趣味を教えてください。
A.旅行に行ったり推し活をしたりしています。推しのイベントがあれば旅行を兼ねることもありますが、新しい所に行くこと自体が好きなので、知らない所を目指して旅行することが多いです。
みずき先生のプライベート
Q.今後の目標を教えてください。
A.頼られる保育者になることです。
まだ2年目で、分からないことも多く教えていただくことばかりですが、いずれは後輩の保育者を引っ張っていけるような存在になりたいと思っています。
色々な経験を積んでいけるよう様々な学年の担任を持ちたいと思っていますし、現状に満足せず、新しいことを吸収できるよう勉強をし続けたいと思っています。
保育補助者から保育士さんになった方
ひでみ先生(保育補助2年、保育士6年目、宝塚市出身)
ひでみ先生(保育補助2年、保育士6年、宝塚市出身、0歳児クラス)
Q.保育補助者として働き始めたきっかけや動機について教えてください。
A.元々、教員や児童館職員として子どもに関わる仕事をしていましたが、当時の児童館館長から「0~2歳児の対応が課題だ」と指摘されました。自分でもこの点は気になっており、何かできることは無いかと考えている所に、保育園勤務の姉から、「保育士資格がなくてもできる保育補助者の募集がある」と誘われたのがきっかけです。
Q.勤務先を選択した理由について教えてください。
A.トライやる・ウィーク(兵庫県が実施する中学生向けの1週間限定の職場体験)で保育園を選んだり、大学生の時に1ヶ月ほど保育園でアルバイトしたりと、子どもに関わる仕事が楽しく、「保育園での仕事」というものが常に頭のどこかにあったのが理由の一つです。今の園に決めたのは、姉からの誘いが大きな要因です。
Q.保育士と保育補助者の役割の違いについて、どのように感じていましたか?
A.保育補助者の時でもチームの一員として見てくれていましたが、保育士でないとクラス運営の部分に携わることがありませんでした。
そのため、保育補助者は、毎日スポットとして「今日は○○をします」と指示されたことを手伝うという感じでしたが、保育士になると長期的な目線で保育内容を考える必要があるなど、役割が分かれていると感じていました。
Q.保育士資格を取得するためのプロセスや勉強の進め方について教えてください。
A.毎朝30分の勉強時間を確保していました。実習理論のうち音楽が苦手でしたが、園長が練習に付き添ってくれるなど協力してくれたおかげで、モチベーションを継続することが出来ました。一人だと怠けてしまうので、協力してくれる園長先生や同僚の存在がモチベーション維持に大きく影響しました。
Q.市の支援制度(資格取得支援や一時金、奨学金支援など)は資格取得に影響しましたか?
A.通信講座は費用が掛かるため、少し敷居が高いと感じていましたが、園長から資格取得支援の存在を教えてもらい、それが資格取得への後押しの一つになりました。
Q.保育補助者から保育士になって、どのような変化を感じていますか?
A.保育補助者の時とは責任が違い、子どもを見るときのポイントが多くなりました。
考えることも増え、例えば、子どもたちの遊びは、各子どもの成長に合わせた遊びを考えて選んでいますが、保育補助者の時には気が付いていませんでした。
Q.保育士資格を取得して良かったと感じることはありますか?
A.保護者など外部の人からは、保育士と保育補助者の違いが分からないと思いますが、自分自身は資格取得に向けて努力してきたことが自信に繋がっていますので、今では保護者からの質問にも自信をもって答えられるようになりました。
Q.一方、保育士になって苦労していることとその際の解決方法又は工夫していることを教えてください。
A.保育実習を経験していないため、業務が手探り状態になってしまう事があります。最初はおむつ交換の経験も無く、非常に苦労しました。子どもの命を預かっている責任があるため、分からないことは必ず先輩に聞く様に心がけています。
Q.働く中で大切にしていることを教えてください。
A.人とのつながりを大切にしています。子ども同士のつながりだけでなく、保育士や保護者、子どもたち全員のつながりが重要だと考えています。
ひでみ先生の保育の様子
Q.保育補助者になる前、保育士になる前に知りたかった事はありますか?
A.園長に教えてもらうまで、市が実施する保育士向けの様々な支援制度が存在することを知らなかったため、もっと早くその情報を得ていれば良かったと思っています。
Q.オフタイムの過ごし方(休日や平日のアフター)やリフレッシュ方法などを教えてください。
A.最近は行けていませんが、旅行が趣味です。あとは、毎朝愛犬と散歩したり、自分の子どもと遊んで日々の成長に刺激を受けたりすることで、リフレッシュしています。
Q.今後、保育士としてどのようなキャリアを築いていきたいと考えていますか?将来の目標や夢について教えてください。
A.元々教員や児童館職員であったことを生かして、違う目線からの提案などを出来ればと考えています。園には目標となる先生が多くいるので、自分も誰かの目標となれるように精進したいと思っています。
Q.保育士資格を持っていないけれど、保育の仕事に興味がある人に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。
A.保育園等で働くには保育士資格が必要だと思われがちですが、実際には資格が無くてもできる仕事はあるので、興味がある人は資格を取る前に実際に園で働いてみることをお勧めします。実際に働く中で、子どもの様子や先輩の仕事を見て、保育士資格を取りたいと思ったら勉強して取得すれば良いと思います。