平和願い、次世代に継承 平和非核都市宣言から30年

写真:広島平和記念碑(原爆ドーム)
終戦から68年を迎え、戦争や被爆を体験された方が少なくなっている今、戦争や原爆の悲惨さ、恐ろしさを次世代に継承することが求められています。
また、今年は、本市が平和非核都市宣言をしてから30周年を迎えます。原水爆禁止西宮市協議会と市などは、平和の大切さ、尊さについて市民の皆さんに考えてもらうため、
さまざまな平和啓発事業を行います。
問合せは人権平和推進課(0798・35・3473)へ。

平和への取り組み

本市は、世界中に核兵器の廃絶を強く訴え、平和を愛する社会を育み、築くため、昭和58年12月に平和非核都市宣言を行いました。
これまで、原水爆禁止西宮市協議会など関係団体とともに、市民の皆さんに平和の大切さについて考えてもらうため、企画展示や平和のつどい、灯ろう流しなどさまざまな啓発事業を行ってきました。
また、平成8年にJR西宮駅前南広場に平和モニュメント「平和の交響」を設置し、14年には戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ場として平和資料館を開設しました。
しかし、宣言から30年経った今も世界にはいまだ多くの核兵器があり、その存在は人類にとって大きな脅威となっています。
今後も引き続き核兵器廃絶を目指し、平和への取り組みを進めていきます。

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原爆展

7月17日(水)~22日(月)の午前10時(17日は11時)~午後6時(22日は正午まで)にフレンテ西宮4階で「原爆展」を開催します。
原爆展の内容
被爆資料・写真パネル
広島平和記念資料館が所蔵している被爆現物資料20点や写真パネルなどを展示
第五福竜丸の被爆資料
昭和29年にアメリカがビキニ環礁で水爆実験を行った際に被爆したマグロ漁船・第五福竜丸の資料30点を、第五福竜丸平和協会の協力により展示。乗組員宛てに西宮市民が書いたお見舞いの手紙なども展示
企画展「平和非核都市宣言30年のあゆみ」
本市の平和への取り組みや平和非核都市を宣言してから30年のあゆみを紹介
折り鶴作成コーナー
平和への祈りを込めた折り鶴は後日、広島平和記念公園の「原爆の子の像」にささげます
被爆体験者の講話
7月21日(日)の午前11時半、午後3時から西宮市大学交流センターで

※入場無料

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西宮親子劇場

平和の大切さをテーマにした「西宮親子劇場」を開催します。定員あり。
申込方法など問合せは西宮親子劇場(0798・34・2341…西宮市教職員組合内)へ。
アニメ映画「クロがいた夏」
7月20日(土)午前10時20分、午後1時20分、3時20分からフレンテホールで。入場料500円(3歳以下無料)
アニメ「トビウオのぼうやはびょうきです」、「太陽をなくした日」
7月21日(日)午前10時半、午後2時から西宮市大学交流センターで。入場無料

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平和灯ろう流し


原爆犠牲者への追悼と世界平和を願い、「平和灯ろう流し」を行います。
子どもたちが描いた平和へのメッセージ入りの灯ろうを流します。
【日時・会場】
8月3日(土)午後7時から鳴尾新川(鳴尾老人福祉センター北側)。小雨決行

※当日午後6時から鳴尾老人福祉センターで被爆体験講話を開催。入場無料。定員100人。当日先着順(受付は5時半から)

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