ユネスコ活動にご協力を　平和の心の輪 広げよう

写真：ユネスコ世界児童画展
昨年のユネスコ世界児童画展の様子
ユネスコ（国際連合教育科学文化機関）は、教育・科学・文化を通じて、世界平和と人類共通の福祉に貢献することを目的として、昭和21年に設立されました。
現在、約190カ国が加盟しており、日本は26年に加盟しました。
国際的な交流活動をはじめ、識字教育活動の援助や世界の自然、文化遺産の保存に取り組んでいます。
本市では、ユネスコ活動を普及するために、民間団体である「西宮ユネスコ協会」が、昭和37年に創設されました。
問合せは西宮ユネスコ協会（0798・35・3892…市教育委員会人権教育推進課内）へ。

活動を広げる 西宮ユネスコ協会

現在、会員は約110人で、18歳以上の人が会員登録できます。
市教育委員会と連携し、地域に根ざした活動を行っており、今年度の事業は次のとおりです。
国際理解講座
西宮市国際交流協会、市教育委員会と連携し、講演会を毎年開催しています。
2回開催予定で、第1回は「外国人から見た日本文化～西宮に住んで思うこと」をテーマに、11月1日（土）に行います。
第2回は未定です。
ユネスコ世界児童画展
来年3月17日（火）～22日（日）に市民ギャラリーで開催します。
市内の幼稚園児や小学生が描いた絵と世界各国から送られてくる児童画を一堂に展示します。
市内の子どもたちの作品は、外国でも展示され、世界の子どもたちと友好の輪を広げています。
チャリティバザー
9月14日（日）に夙川公民館で開催します。
日本ユネスコ協会連盟のコーアクション事業（開発途上国の発展に先進国の人々が、互いに協力し合うもの）を支援するために、バザーを開催します。収益金の一部は、東日本大震災こども教育支援や世界寺子屋運動などに贈られます。
その他
会報誌の発行や英語教室、研修見学会などを開催します。

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世界寺子屋運動にご協力を

世界には、さまざまな理由で学校に行けない子どもたちが約5700万人、文字の読み書きができない成人が約7 億7400万人います。
日本ユネスコ協会連盟は「世界寺子屋運動」として、書き損じハガキの回収や募金活動を通じて、このような人々に「学びの場＝寺子屋」で教育が受けられるように支援しています。
書き損じハガキ1枚で、カンボジアでは鉛筆9本またはノート1冊やチョーク80本などを買うことができます。
書き損じたり、汚れて使っていないハガキを西宮ユネスコ協会へお寄せください。
なお、昨年は2551枚が寄せられ、日本ユネスコ協会連盟に送りました。

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被災地の子どもたちに「学び」の支援を

日本ユネスコ協会連盟は、東日本大震災で被災した小・中学校へ「東日本大震災子ども教育支援募金」を通じて、スクールバス、教材、備品、図書などを寄贈し、また、奨学金制度を設けて災害遺児たちが成人するまで、中長期にわたる支援活動を実施しています。
西宮ユネスコ協会は、今後もこの支援活動に協力していきます。

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