平成２８年度の主な事業と施策

「西宮らしい暮らしを楽しむ」ライフスタイルの価値向上

都市ブランドの積極的な発信

• 本市が持つ多面的な魅力を積極的に発信し、シビックプライドの醸成や都市イメージの向上を図る。そのために市のWEBサイトや広報媒体の見直しを実施
• 市内にある多彩で高品質な店舗、恵まれた自然環境や文化施設など魅力的な資源を活用した市内での休日の過ごし方「西宮の休日」を提案

文教住宅都市施策の振興

西宮市大谷記念美術館内から
見える緑豊かな日本庭園

• 西宮市大谷記念美術館の運営を強化し、展覧会に合わせた連動企画事業や、学校教育との連携　事業、美術館WEBサイトのリニューアルなどを実施
• 歴史資料の利用拡大と地域文化の深化を図るため、市が保有する歴史資料等をデジタル化

魅力あるまちなみの保全

桜の名所「夙川公園」

• まちの美観に配慮した公共看板のあり方を検討（モデル事業として夙川公園内でサインを再整備）
• 船坂地区における集落環境の維持や農業活性化を目指した地域主体の取り組みを支援
• ＪＲ福知山線廃線敷をハイキングコースとして開放

「子供が育つのによい環境をもつまち」へ

感受性の豊かな子供たちのための事業

• 学校に音楽やダンスのアーティストを派遣するなど、本物の芸術に触れる機会を提供
• 命の大切さを実感し、将来の子育てに対する意欲を高めるため、授業等において赤ちゃんと継続的に関わるプログラムを実施
• 放課後の校庭や教室等を活用した居場所づくり事業を試行実施を生かして拡充

教育環境の向上

• 香櫨園小学校と西宮養護学校は校舎改築事業を継続、春風小学校と安井小学校は校舎改築の基本計画の策定に着手、深津小学校は校舎増築の設計を実施
• 平成28年度中に全小・中学校へ空調設備整備を完了

子育て支援モバイルサービスを構築

• 子育て支援施策の情報をより効果的に子育て世帯に届け、利用促進を図るために、乳幼児の年齢や居住地などそれぞれのニーズに対応した情報を提供

保育所待機児童の解消と保育の質の向上

• 民間保育所や小規模保育施設の整備に取り組み、平成29年４月に向けて約300人の定員増
• 民間保育所の保育士確保を支援
• 訪問型病児保育の助成制度を導入するなど病児保育を拡充

留守家庭児童育成センターの拡充

• 待機児童解消に向けて施設を増設
• 上甲子園育成センターなど４カ所で４年生の通年受け入れをモデル実施するほか、長期休業期間中の開所時間の繰り上げを４カ所でモデル実施

子供の福祉を充実

• 発達上の課題のある子供の早期発見のため、こども未来センターに社会性発達評価装置（ゲイズファインダー）を導入
• 婚姻歴のないひとり親家庭に対して、保育料の決定等において、寡婦（夫）控除のみなし適用を実施

安心して快適に暮らせるまちづくり

局地的な集中豪雨への備え

• 昨年同様、時間降雨55ミリメートルに対応する雨水浸水対策事業を継続
• 北部地域における「緊急一時避難所制度」を推進

消防力を強化

• 甲子園浜埋立地に総合的な消防訓練施設を整備
• 老朽化や狭隘（あい）化の進む瓦木消防署甲東分署を建て替え

地域の安全・防犯を強化

• 自治会および防犯協会等が防犯カメラを設置する費用に対する補助制度を創設
• 防犯灯を市の直営とし、ＬＥＤ化を進める

市立中央病院の経営

• 病棟の再編により、重症患者受入病床（ＨＣＵ）および地域包括ケア病棟を設置
• 循環器系疾患治療やがん診療連携拠点病院としての機能充実に必要な医療機器を整備

福祉施策の充実

• 地域包括ケア体制を推進するため、医療・介護サービスの連携を支援する在宅療養相談支援センターを拡充
• 事前に登録を行った協力者へ徘徊高齢者情報のメールを配信し、捜索の協力を求める「認知症ＳＯＳメール配信事業」を開始
• 国の難病対策の変更に伴い、難病患者と家族に対する個別支援や相談体制などの保健事業を拡充。なお、特定疾病患者見舞金の支給は平成27年度で終了
• 福祉会館の老朽化への対応や点在する相談窓口などの利便性向上のため、総合福祉センターの大規模改修の設計に着手

都市基盤整備

• ＪＲ西宮名塩駅に屋外エレベーターを設置
• バス事業者のバスロケーションシステム（バス停到着予想時刻等の運行情報の配信）導入に対して助成
• 新体育館・新陸上競技場等の整備に向け、基本計画の策定に着手
• 西宮浜総合公園・御前浜公園の整備、旧芦原小学校のグラウンドの再整備に着手
• 第二庁舎（危機管理センター）の整備に向けた取り組みを推進
• アクタ西宮ステーションをアクタ西宮西館３階から５階に移転し、業務の拡充を図る

【問合せ】政策推進課（0798・35・3427）