西宮の自然ってこんな感じ!
市民自然調査の結果を公表!
市は、環境学習都市宣言20周年を記念し、10年に1度の「にしのみや市民自然調査」を行いました。昨年6月~10月の調査期間で、対象の43種の生きものについて約1万7000件の報告がありました。調査結果の詳細は市のホームページをご覧ください。
【問合せ】花と緑の課(0798・35・3678)
【市ホームページ】市民自然調査「ウォッチング!西宮の自然」に参加しよう!(ランキング発表)
調査報告数ランキング
まちなか編
- (1)スズメ(1802件)
- やっぱり1番多かったのはスズメ。頬に黒い丸があるのが特徴
- (2)ダンゴムシ(1622件)
- (3)モンシロチョウ(1187件)
- (4)ツバメ
- (5)カマキリ
- (6)アオスジアゲハ
- (7)アブラゼミ
- (8)カタツムリ
- (9)ベニシジミ
- (10)二ホントカゲ
水辺編
- (1)コサギ(544件)
- 川によくいる、白くてスリムなコサギ。黄色い脚の指がチャームポイント
- (2)サワガニ(297件)
- (3)オニヤンマ(277件)
- (4)カワニナ
- (5)ミシシッピアカミミガメ
- (6)ハクセキレイ
- (7)ガマ
- (8)カイツブリ
- (9)カワセミ
- (10)オイカワ
10年前と比較して
増えた!
- 特定外来生物アライグマ
- 市北部や南部での報告が増加。天敵が少ないことが増えた原因と考えられる
減った!
- モズ
- 市南部での報告が減少。市街化による耕作地の減少が原因と考えられる
番外編
- ウナギ
- 調査対象種外ながら、発見報告があったのがウナギ。ウナギの中でも、特にニホンウナギは近年ではその個体数が減少しており、平成25年(2013年)に絶滅危惧種に指定
調査レポート
花と緑の課
船越課長
スズメは最近減少していると言われていますが、本市にはまだたくさんいるようです。一方、昔は身近な鳥だったモズが数を減らし、外来生物のアライグマが増えるなど、変化も見られます。この調査をきっかけに、引き続き身の回りの自然に目を向けていただければと思います。
自分だけの発見記録に!
生きもの図鑑
昆虫類
甲殻類・貝類
植物
魚類
市内の小学生を対象に、パソコン・スマートフォン・タブレットで生きもの図鑑を作ることができます。生きものを登録して、自分だけの生きもの図鑑を作ろう!
【市ホームページ】生きもの図鑑
NEW!ネイチャーフォト
ネイチャー・フォト
しぜんはおもしろい
【クロホシタマムシ】
【オニヤンマ】
市内で撮影された風景や生きものの写真をホームページ上に投稿できる、「ネイチャーフォト」を新設。皆さんで一緒に、素敵なフォトギャラリーを作りあげましょう!
【市ホームページ】ネイチャーフォト
西宮の自然を学ぼう!
市内には、自然について学べる施設が5カ所あります。自然と触れ合い、西宮の魅力を再発見するきっかけ作りをしてみませんか。
甲山自然環境センター
- 住所
- 甲山町67番地
- 電話
- 0798・72・0037
甲山自然の家・甲山自然学習館・甲山キャンプ場・社家郷山キャンプ場の4つの施設があり、周辺の良好な環境を保全
甲子園浜自然環境センター
- 住所
- 枝川町19-10
- 電話
- 0798・49・6401
自然の砂浜・干潟・磯がある甲子園浜の保全と市民の皆さんの自然観察・環境学習活動の支援
北山緑化植物園
- 住所
- 北山町1-1
- 電話
- 0798・72・9391
園内での植物展示や、専門に相談ができる緑の相談所がある
環境学習サポートセンター
- 住所
- 甲風園1丁目8-1
- 電話
- 0798・67・4520
地域に根ざしたエココミュニティづくりの拠点施設。水辺の自然環境の大切さを学べる、ミニミニ水族館がある
西宮市貝類館
- 住所
- 西宮浜4丁目13-4
- 電話
- 0798・33・4888
約2000種5000点の貝類を展示している貝類専門の博物館。館内イベントや野外での観察会も行っている
【市ホームページ】環境学習施設