バスに乗って公共交通を守ろう!
市内にはさまざまなバス路線があり、子供や高齢者等、車を運転できない人の大切な移動手段になっています。しかし、バスの利用者が減ると、将来的なバス運行の維持が困難になるかもしれません。 みんなが暮らしやすいまちを維持するため、ぜひ路線バスを利用してください。
【問合せ】交通政策課(0798・35・3527)
公共交通があぶない!?バスを取り巻く現状
バスの運行は、利用者からの運賃で支えられていますが、利用者の減少・燃料費高騰・運転士不足などで、厳しい状況となっています。
市内でバスの利用者の減少
新型コロナウイルスの影響で減った利用者数が、生活様式の変化などで戻っていません
- 市内路線バスの年間における一日平均利用者数
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- 令和元年 52,291人
- 令和4年 43,228人
約17%減少
全国で運転士のなり手不足
運転士の高齢化や新型コロナウイルスの影響による離職など、運転士の人数が大きく減少しています
- 全国の乗合バス運転士の人数
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- 令和元年度 83,834人
- 令和3年度 74,340人
約9500人減少
(参考)国土交通省ホームページ
令和元年:2019年 令和3年:2021年 令和4年:2022年
この状況が続くとさまざまな問題が
- 運賃の値上げ
- 昨年度に続き、今年度も値上げが予定されていますが、さらなる値上げの可能性も
- 運転士の確保が困難
- 働き方改革関連法の改正で、労働時間の短縮が必要となり、今後さらに運転士の確保が困難に
- バス路線の減便や一部区間の廃止
- 現状維持すら難しくなり、市内でも減便や運休となった路線が複数あります。利用者の減少で、今後さらに減便や廃止などが進むことも
公共交通が減ると、どんどん住みづらいまちに…
みんなで利用しよう!バスがまちを魅力的に
バスを維持するには、みんなで利用することが大切です。利用することで、公共交通のサービスが充実し、利用者が増えていくというサイクルができ、みんなが暮らしやすくお出かけしたくなるまちになっていきます。
みんなでより良い公共交通を作りましょう!
- 公共交通機関が充実すると
利用者が使いやすく -
- 生活が便利に
- 交通の便が良いまちとして魅力UP!
- 利用者が増えると
公共交通機関の収入増 -
- 公共交通のサービスが充実
- 増便、新車導入など
バスにはいろんな「やさしい」がいっぱい!
- バスはまちに「やさしい」
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- バスは一度に多くの人を乗せることができる(最大80人程度)
- 一人一人が車に乗る場合と比べ、車の台数が減り、渋滞や排気ガスも減る
- バスは人に「やさしい」
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- 誰でも簡単に利用でき、目的地へ行くことができる
- 車を運転しないので交通事故を起こす心配がない
- バスは家計に「やさしい」
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- 通勤定期券やスクールパス、グランドパス等でお得に乗車できる
- 通勤定期券を持っていると家族がお得になる「環境おでかけ割」
各路線の情報やお得な乗り方は市ホームページ「市内の公共交通」から
交通政策課細見課長
バスは、誰もが暮らしやすいまちには欠かせない公共交通機関です。今は利用していない人も、将来、利用したいときにバスがなくて困るというときが来るかもしれません。機会を見つけてぜひ利用してください。
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さくらやまなみバスで有馬温泉に行こう!
有馬温泉(太閤橋)または有馬東口~南部地域間の往復乗車券と太閤の湯入館券がセットになった企画乗車券を販売しています。
詳細は市のホームページ「運賃・企画乗車券」で確認を