阪神・淡路大震災からもうすぐ30年
教えて!防災士さん!
備えて安心 防災術
来年1月17日に阪神・淡路大震災から30年を迎えます。今回は、阪神・淡路大震災を経験した「西宮防災リーダーの会」の防災士3人に、災害への備え(主に備蓄品)について教えていただきました。
【問合せ】防災危機管理課(0798・35・3092)
災害時に何がどうなるか?
考えを発展させていく
自然災害が起こると、ライフラインが使えなくなる可能性が高くなります。そうなったときに何が必要かを考えてみてください。
考えられること | まず何が必要!? |
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停電 |
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断水 |
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ガスが止まる |
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防災士直伝!やって損はない!
防災術
防災士歴12年の中野さんによる、知っておくと安心できる防災術を一部紹介します
- 水のペットボトルを常に冷凍庫に入れておく
(停電のとき、冷蔵庫に移すことで保冷できる) - 年齢に関係なく、おむつの準備があれば安心
(食べることは我慢できてもトイレは我慢できません。おむつは凝固剤の代用にもなります) - トイレの凝固剤は、猫砂でも代用できる
(凝固剤の備蓄をおすすめしますが、なければ猫砂やペットシート、新聞で代用を) - マット、サバイバルシートは必須!
(ウレタン(エアー)マットは睡眠を少しでも快適にし、シートは寒さをしのぐほかにも使い道がたくさんあるので便利)
マット
サバイバルシート
考えよう! My 家族備蓄
基本の備蓄品をそろえたら、次に自分(たち)に必要なものは何かを考えてみてください。乳幼児、高齢者など、家族に合わせた備蓄品を揃えておきましょう。
詳細はこちら「非常持出品・備蓄品を用意しておきましょう」
まずは自助!
日常をなるべく変えないための準備を
自然災害時、避難所がすぐ開くとは限りません。また、何でもある訳ではなく、数にも限りがあります。
まずは自助!自分の日常をなるべく維持できるようにすることが防災の一歩。それが安心につながります。
今一度、いざというときの備えができているか、自宅や職場などで確認してみてください。