【消防局】調理中の「着衣着火」にご注意!
更新日:2022年9月28日
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火災による死者の発生状況
平成30年版消防白書によると、火災による死者の発生原因で最も多いのは「逃げ遅れ」、続いて「着衣着火」となっています。
今回は、「着衣着火」の発生する過程と予防対策についてご紹介します。
着衣着火の特徴
- 重いやけどや死亡に至ることが非常に多い!
- コンロからの着火が多い!
- 高齢の女性に多い!(コンロを使用する機会が多い、色覚の低下により、炎の青色が見えにくくなり、実際より炎が小さく見える)
- 季節の変わり目に多い!
コンロによる着衣着火の事例紹介
コンロで調理中に
- 鍋を覗き込んだ際
- 換気のため窓を開けようとした際
- 奥の調味料を取ろうとした際
- 壁の汚れが気になり、掃除をしようとした際
【衣服に着火!!】
予防のポイント
- 調理中は、スカーフ・ストール等は外しましょう
- 生地の毛足が長いもの、ゆったりとした垂れ下がるデザインのものは特に注意しましょう
- コンロの奥やまわりに、物を置かないよう整理整頓しましょう
- 鍋等の底から炎がはみ出ないように、適切な火力に調整しましょう
- 燃えにくい防炎製品のエプロン・割烹着・アームカバーを着用しましょう
万が一着衣着火してしまった場合
- 大声で助けを求めましょう
- 素早く脱げる場合は、脱ぎ捨ててください
- 水をかぶって火を消してください
- 水が無ければ、床や地面に火を押し付けて消してください。
【注意】:火が服についたままパニックになり動くと、風が起こり、かえって火の勢いを大きくしてしまいます。
正しい知識を身に着け、火災から大切な命を守りましょう!
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