日本酒もお菓子も楽しめる！大関「甘辛の関寿庵」に行ってきました！

お酒を使ったスイーツが人気！

西宮市内にある有名酒蔵の一つ、大関株式会社。
「ワンカップ」をはじめ、「大坂屋長兵衛」や「辛丹波」など、こだわりの日本酒を製造・販売しているほか、近年は、日本酒を用いた化粧品の販売などにも取り組んでいます。

また、今も今津西浜町に佇む今津灯台を1810年に建設したのは、大関（旧：大関酒造）の創業家でもある長部家5代目長兵衛であることはご存じでしょうか。

今津の港を200年以上見守り続ける「今津灯台」

もともとは日本酒を今津港から江戸へ運ぶ樽廻船（たるかいせん）や漁船の海路安全を願い、私費を投じて今津港頭に建設したのが始まりです。
現在は、現役の航路標識灯台としては日本最古の木造灯台として、西宮市指定重要有形文化財に指定され、大切に保存されています。もちろん、今も現役の灯台としてその役目を果たしており、西宮のランドマークの一つとして、大関のシンボルとして、今津の港を見守り続けています。

そんな大関が運営する『甘辛の関寿庵』は、大関が醸す生原酒を量り売りで購入できるほか、日本酒を使った酒饅頭、酒カステラ、酒フィナンシェなどのお菓子や奈良漬などの珍味を販売しています。

今津の酒蔵通りにある「甘辛の関寿庵」

加えて店内にある喫茶スペースでは、日本酒を使った個性的なお菓子やスイーツを気軽に味わいながらくつろぐことができます。

喫茶スペースもある『甘辛の関寿庵』

今回は、そんな大関『甘辛の関寿庵』へ、当サイトの市民ライターとしても活躍する、内藤さんと福崎さん親子とともに伺いました。

まず、『甘辛の関寿庵』でおすすめしたいのが生原酒の量り売り。蔵から直送の原酒を量り売りで購入することができます。
すぐ側にある大関の蔵で醸された純米酒と大吟醸の生原酒に加え、鹿児島で作られた本格焼酎は麦焼酎原酒と芋焼酎原酒の2種がスタンバイ。ここでしか販売していない生原酒は300mlから、焼酎の原酒は720mlから購入できます。

日本酒や焼酎がずらりと並ぶ店内

試飲を楽しむ内藤さん（左）と福崎さん（右）息子さんの椋太くんは飲めないのでちょっと羨ましそう

市民ライターの内藤さんも日本酒が大好きだそうで、生原酒や焼酎の原酒を試飲して楽しんでいました。

また、店内では、今年発売30周年を迎えた「辛丹波」も販売されています。

発売30周年の「辛丹波」

銘酒の造り手として名高い丹波杜氏伝承の技を受け継ぎながら、酒米の王者と言われる山田錦を麹米に用い、丹精込めて醸された淡麗辛口の本醸造酒は、「冷や」でも「燗」でもその美味しさを存分に楽しむことができます。
30年間変わらず愛され続けている「キレの奥にある味わい」を楽しみましょう。

『甘辛の関寿庵』のもうひとつのお楽しみがスイーツ。
酒饅頭をはじめ、酒カステラ、酒フィナンシェなど、大関の日本酒を使ったスイーツがズラリと並びます。

お酒を使ったお菓子は子どもにも人気です

カウンターでは、酒カステラや酒饅頭などの試食もOK。
スタッフの方に商品の説明をしていただきつつ、お茶を片手に試食しながら購入するお菓子を選ぶことができます。

酒カステラや酒饅頭を試食！

人気はやはり日本酒を使ったお菓子のようで、中でも特に人気なのが大関の吟醸酒を生地に染みこませて焼き上げた、風味豊かでしっとり感たっぷりの酒カステラ。

その後は、喫茶スペースでスイーツとお菓子を堪能。

福崎さんは、『特製 酒カステラセット』をオーダー。
日本酒が入ったカステラなのに、コーヒーとの相性が良くてビックリ。

人気の「特製　酒カステラセット」

椋太くんは、大のソフトクリーム好きということで『特製 酒まんソフト』を。

このソフトクリームを楽しみにしていたという、椋太くん

ソフトクリームの中には、酒饅頭のあんこや皮が全部丸ごと入っているそうで、濃厚な甘さとまったりした口あたりに大喜び。

おいしいスイーツを味わいながらくつろげる喫茶スペース

日本酒好きはもちろんスイーツ好きも楽しめる『甘辛の関寿庵』は、お子さま連れのファミリーでもしっかり味わって楽しむことができます。
西宮市の名物の一つでもある日本酒の楽しみ方がグッと広がる大関『甘辛の関寿庵』に、ぜひ足を運んでみましょう。

NISHINOMIYA COMMONS編集部