【平木小学校】なわない
更新日:2024年2月2日
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※この記事は令和元年度に作成したものです。
平成31年(2019年)3月8日、平木小学校で、3年生の児童がなわないに取り組みました。
なわないとは藁を綯(な)うこと、つまり藁をより合わせ、縄を作ることです。
平木小学校には平木っ子の田んぼと呼ばれる田んぼがあり、1年間を通して米作りに取り組んでいます。
この日のなわないでは、昨年秋に収穫した稲藁を使用しました。
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【なわない】
最初に、地域の方からなわないの説明がありました。縄の綯い方は、まず8本の藁を1本の藁で縛り、1つの束にします。次に、束の端を足の親指と人差し指の間に挟みます。
そして、湿らせたタオルで手を濡らし、藁を二つに分け、二つの束を手で挟み、捻るように右手を前にすべらせます。藁が捻れたら奥の束と手前の束を交差させ、それを繰り返し、端まできたら新しい藁を継ぎ足していくと、長い縄が完成します。
初めは慣れない藁の扱いに悪戦苦闘する子供たちでしたが、地域の方から熱心な指導があり、徐々にコツをつかんだ様子でした。
【綯った縄で縄跳び】
綯って出来た縄を使い、縄跳びをして遊びました。
友達と跳んだ回数を競い合うなどして、楽しく遊ぶ姿が見られました。
【子供たちの感想】
子供たちに感想を聞くと、「捻るのが難しかったけど、うまくできて楽しかったです。」、「初めは簡単かと思いましたが、実際に作ってみると難しかったです。でも、楽しかったので家でもやりたいと思いました。」、「地域の方が丁寧に教えてくれたので、長い縄が出来ました。家に帰って、早く縄跳びをしたいです。」と、初めて行ったなわないは子供たちにとって貴重な体験となった様子でした。