【鳴尾小学校】校外学習(西宮市西部総合処理センター・西宮市貝類館)
更新日:2019年10月28日
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平成29年(2017年)5月19日、鳴尾小学校では「教室ではできない」、「教科書には載っていない」ことを感じてもらうため、西部総合処理センターと貝類館へ校外学習に行きました。
西部総合処理センターでは子供たちが現場の音やにおいなどを感じ、ごみ処理場で働く人たちのお陰で自分たちの生活が安全で衛生的に過ごせ、綺麗な街づくりのためにセンターで働く人がいることに気づいてもらうことが目的です。
貝類館では色々な貝を触ったり、耳に当てたりし貝の感触を実感してもらうことが目的です。
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【西宮市西部総合処理センター】
西宮市では西部総合処理センターと東部総合処理センターがあり、この二つの焼却施設で西宮市のすべてのごみを燃やしています。
ごみを燃やす施設、燃やさないごみの施設、まだ使えるものを集めたリサイクルプラザがあります。
まず子供たちが案内されたのは燃えるごみが集められるプラットフォーム。
プラットフォームには投入扉がありパッカー車が近づくと自動で扉が開き、その奥にある大きなごみ箱にごみが投げ入れられます。
実際にパッカー車が次々にごみを運んでくる様子を見ながらセンター職員の説明を一所懸命メモを取っていました。
どんどんごみが投入される様子は子供たちにとって初めての光景で「うわぁ~」「すごい」など好奇心あふれる表情をしていました。
燃やすごみの場所には1日約190台、燃やさないごみの場所には1日約40台、大きなごみ(粗大ごみ)を運ぶ車は1日約160台、出入します。
パッカー車に入るごみ袋は100個ぐらい(約1.5t)とのことです。
ごみが出る時期が一番多いのは12月で、やはり大掃除の影響があるようです。
ごみピットには市内から集められたごみがあり、クレーンが休むことなく焼却炉にごみを運んでいました。
まさに西宮市のごみ箱です。
クレーンは一掴みで2.5tのごみを掴むことができます。
掴まれたごみを子供たちは間近に見ることができ、少し圧倒され驚いた表情をしていました。
焼却炉では1台175tのごみを燃やすことができるので、オペレーターの方は1日に何回も焼却炉にごみを運びます。
そして焼却して出た灰は大阪湾にあるフェニックス(埋め立て処分場)で受入れてもらいます。
中央制御室ではセンターの機械を運転することが可能です。
処理センター全体をモニタリングし異常がないかどうか24時間体制で監視しています。
センターではごみを燃やすだけではなく、焼却時にでる蒸気の力を利用し発電をしています。
発電した電気はセンター内に使用し、余った電気は販売し去年1年間で2億1千万円の収入となっています。
見学のあと、子供たちからの質問コーナーでは
「パッカー車の数は何台ですか?」
「リサイクルプラザで余ったものはどうしていますか?」
「りーくるくんは誰が考えたキャラクターですか?」など、
たくさんの質問があり西部総合処理センターで様々なことを学んだ様子でした。
西宮市西部総合処理センターのホームページもご覧ください。 西宮市西部総合処理センター
西部総合処理センターのマーカーリスト
【新西宮ヨットハーバー】
子供たちは西部総合処理センターから歩いて新西宮ヨットハーバーへ向い、公園の芝生で昼食をとりました。
勉強した後はお腹が減っているようで、子供たちはお弁当をおいしそうに食べていました。
その後、先生と遊んだり花を摘んだりして公園内は子供たちの元気な声がいっぱいでした。
新西宮ヨットハーバーのマーカーリスト
【西宮市貝類館】
西宮市貝類館は建築家 安藤忠雄氏の設計によりヨットの帆をイメ-ジした外観を持ち、館内は海の中を思わせるようなブル-で統一されたユニ-クな貝類専門の博物館です。
日本貝類学の礎を築いた黒田徳米博士の学術資料を核としており、「みて・きいて・ふれて」楽しめることをねらいとして2000種、5000点の貝を来館者向けに分かりやすく展示しています。また、中庭には海洋冒険家 堀江謙一氏のマ-メイド4世号を展示しています。
子供たちは貝類館に入ると色々な貝を触ったり、耳に当てたりして貝の感触を実感していました。
子供たちの一番人気の貝はホラガイで、吹くために行列ができ、うまく吹ける子がいると「オォー」と歓声が上がっていました。
また貝を耳にあてて音を聞くことができる展示物や、貝が万華鏡になる展示物など、たくさん面白い展示物がありました。
- 西宮市貝類館のホームページもご覧ください。西宮市貝類館(外部サイト)
西宮市貝類館のマーカーリスト
西宮市立鳴尾小学校のマーカーリスト