【西宮高等学校】第104回全国高校野球選手権大会開会式 式典誘導係の練習風景
更新日:2022年8月31日
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令和4年(2022年)8月6日、第104回全国高校野球選手権大会が阪神甲子園球場で開幕。その開会式で代表校の選手を先導する式典誘導係を、西宮市立西宮高等学校の女子生徒が務めました。同大会の式典誘導係は、1949年の第31回大会から同校の女子生徒が担っています。
夏休み中の8月1日と2日に行われた校内練習では、選考会で選ばれた女子生徒が学校に集合。純白の帽子と伝統の制服を身に付け、国旗と大会旗、前年優勝校と49代表校のプラカードなど、それぞれを掲げる担当が割り当てられ練習をスタートしました。
熱心な先生の指導のもと、生徒たちは2時間以上もの長時間、しっかりと水分補給をしながら慣れない行進の練習に励みました。
2日の練習では、女子生徒として初めて入場行進の先導役に選ばれた、県立三田西陵高等学校の野球部主将・東尾凛さん(3年生)も参加。東尾さんは公式戦には出場できませんが、練習試合ではキャッチャーとして男子生徒に混じり野球部を支えてきました。
炎天下で行われた練習は、国旗と大会旗、プラカード、プラカード代わりの竹の棒を掲げ、背筋を伸ばし足並みを揃えてグランドを行進。歩幅や姿勢、手の動かし方など、細かい部分まで厳しく注意されながら、全国の人が見つめる本番に向けて暑さに負けず練習を繰り返しました。