海水に浸水した車両で多数の火災が発生していますので注意してください
更新日:2018年9月7日
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西宮市内で9月4日から9月6日に9件発生
9月4日に西日本に上陸し、西宮市内でも猛威を振るった台風21号により、市内各地において道路や車庫などが冠水したり、沿岸部においては、自動車が海水につかることで火災が多く発生しています。また、自動車が浸水したことが原因で発生する火災は、浸水直後ばかりでなく、ある程度時間が経過した後にも発生していますので注意が必要です。
自動車が、浸水した恐れがある場合は、個人で対処せず、専門業者や整備工場等に依頼し、対応してもらうようにしてください。
浸水した自動車の取扱いの注意点
〇エンジンをかける前に十分に確認し、浸水している場合は、急にエンジンをかけない。
〇ボンネットを開け、エンジンルームが水につかっていないか確認する。
〇浸水した自動車の火災発生を防止するため、バッテリーのマイナス側のターミナルを外す。
〇外したターミナルは、テープで巻くなど絶縁処置し、バッテリーに触れないようにする。
〇ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)にはむやみに触らない。
・自動車にはエンジンルーム内のバッテリーやヒューズボックス、ヘッドライトなど多くの電気部品が使用されており、水や海水につかることで漏電や異常発熱などが発生する場合があります。また、燃料タンクが損傷してガソリンなどが漏洩していれば、発火や引火の危険も高まります。
・エンジンルーム内が水につかってしまった自動車は、外観上は問題なくてもエンジンをかける前にしっかりと確認する必要があります。
・火災の発生を防止するためにはエンジンルーム内が浸水しているかどうかを確認し、浸水している場合は、バッテリーのマイナスターミナルを外してバッテリーに触れないようにテープを巻くなど、絶縁処置が必要になります。
・普及傾向にあるハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は感電のおそれがあるため、特に注意が必要で、むやみに触れないようにしてください。
国土交通省ホームページ 「浸水・冠水被害を受けた車両のユーザーの方へ」(外部サイト)も参照してください。
お問い合わせ先
消防局警防課
電話番号:0798-26-0119