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9月号「阪神間少年・村上春樹」をめぐる冒険

更新日:2024年6月19日

ページ番号:31540103

西宮徹底解剖9月号「『阪神間少年・村上春樹』をめぐる冒険」
ゲストティーチャー/西宮芦屋研究所 小西巧治氏

放送日
月曜20時30分~

テーマ音声配信
9月7日

村上春樹と夙川
【クイズ】
村上春樹氏が卒業した小学校は香櫨園小学校ですが、入学した小学校はどこだったでしょうか?
【答】浜脇小学校

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9月14日

村上春樹と西宮神社
【クイズ】
西宮神社がモデルとみられる神社が出てくる長編小説の名前は?
【答】海辺のカフカ

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9月21日

村上春樹と西宮の酒と図書館
【クイズ】
旧西宮市立図書館を西宮市に寄付した酒造家の苗字は?
【答】辰馬

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9月28日村上春樹と甲子園球場/質疑応答

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※この放送は、さくらFM78.7MHzでお聴き頂けるほか、インターネットからもお聴き頂けます。
 詳しくは、下記リンク「さくらFM放送番組がインターネットで聴けます!」からご覧ください。
※このホームページからの音声配信は、著作権等の関係により、一部配信できない個所があります。

 西宮芦屋研究所は、阪神間ゆかりの文学作品や歴史・文化など、さまざまな角度から阪神間の研究に取り組み、日々発信されています。なかでも副所長の小西巧治氏は、サラリーマン時代に海外で手に取った村上作品から阪神間の風景が読み取れることに気づき、以来、村上作品の研究を続けておられます。今回は、村上作品と阪神間の研究において第一人者ともいえる小西氏が、世界を魅了する村上春樹氏と西宮の関わりについて、詳しくお話します。発表が近づくノーベル賞の話題も必聴です。

【第1話】村上春樹と夙川
 今年7月4日、夙川河口にある村上作品ゆかりの西宮回生病院旧病棟解体前見学会には、それぞれの思いを胸に多くの市民が訪れました。夙川の西側と東側に住んだ村上の作品中には、この病院だけではなく周辺の情景が隠し絵のように散りばめられています。その一つひとつを読み解いて行きましょう。

【第2話】村上春樹と西宮神社
 村上春樹は西宮神社の南東にある浜脇小学校へ入学し、4年生の12月に香櫨園小学校へ山羊を先頭に集団転校しました。彼の遊び場だった西宮神社へは震災後の1997年の5月に一人で訪問し、そのことを『辺境・近境』に著しています。この時、彼は神社の森の前に佇み、風景を自分の身体に馴染ませたものが、2002年に発表した『海辺のカフカ』の重要なシーンなりました。

【第3話】村上春樹と西宮の酒と図書館
 生後間もなく銘酒の町伏見から銘酒の町西宮へやってきた村上春樹。しかし、その作品の中に日本酒を飲む場面が全くと言ってありません。父親村上千秋氏は清酒白鹿の辰馬家がオーナーの甲陽学院の教師であり、村上春樹自身も辰馬家が市へ寄付をした旧西宮市立図書館へ入り浸っていました。彼の作品に日本酒は飲む場面はなくとも名作『海辺のカフカ』には、江戸時代から続く酒造家が運営する図書館がメインの舞台になっています。

【第4話】村上春樹と甲子園球場/質疑応答
 甲子園という名の野球場は村上の小説の中には出てこないが、甲子園球場らしい球場は『ねじまき鳥クロニクル』に登場します。村上春樹も他の西宮の小学生と同様「小連体」で甲子園球場の土を踏んでいます。子どものころはタイガースファン、大人になってからヤクルトファンになった村上春樹の野球にまつわる話をしましょう。10月のノーベル文学賞の発表を前に、なぜ村上春樹は世界の読者を魅了するのかも取り上げます。

毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題します。
全問正解者の中から抽選で1名様に、図書カード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
また、「こんなことが知りたい!」というリクエストもお待ちしています。
【FAX】0798-37-5514
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