昔なつかし・昭和レトロを感じる!西宮で『土方重巳の世界展』が開催中
更新日:2018年11月29日
ページ番号:40079268
実施日:2018年10月19日
大谷記念美術館で10月6日から開催中の土方重巳(ひじかたしげみ)の世界展では、これまで紹介されることのなかった土方重巳の魅力溢れる多彩な仕事を貴重な原画、ポスター、映像などで辿っています。
1938年に東宝に入社した土方は数多くの映画ポスターを描き、退社後もフリーのデザイナーとして、映画史に残る名作のポスターや東京バレエ団の『白鳥の湖』などに公演ポスターやチラシなどのグラフィックデザインも手掛けました。
グラフィックデザイナーとして活躍する一方、絵本やテレビ番組など子どもに向けた仕事も精力的に行ない、「おかあさんといっしょ」の番組内の人形劇「ブーフーウー」などのキャラクターデザインも手掛け、数々の名作やヒットキャラクターを生み出しました。
他にも、企業のためのデザイン作品も多数手掛け、現在でも使われている佐藤製薬の象をモチーフにしたキャラクター「サトちゃん」の生みの親でもあります。
展覧会について、担当学芸員も『「土方重巳」という名前に聞き覚えがなくても、オレンジ色の象のキャラクター「サトちゃん」をご存じの方は多いのではないでしょうか。戦前のグラフィックデザインとともに、戦後の子供に向けた様々な仕事をご覧ください。』と呼びかけます。
会期は12月9日(日曜日)まで。11月11日(日曜日)には学芸員によるギャラリートーク、12月2日(日曜日)にはワークショップ「スチレン版画で年賀状を作ろう!」(要申し込み)も開催されます。詳細は西宮市大谷記念美術館まで(西宮市大谷記念美術館ホームページ(外部サイト))
会期:~2018年12月9日(日曜日)※水曜日は休館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般800円、高大生600円、小中生400円
交通:阪神電車「香櫨園」駅南西徒歩6分、JR「さくら夙川」駅南西徒歩15分、阪急電車「夙川」駅南西徒歩18分