阪神タイガースによる中学校部活動地域展開に対する支援活動について、記者会見を行いました

実施日：2025年12月11日

　12月11日（木曜）、市と阪神タイガースは、西宮市の中学校部活動地域展開に対する支援活動について、記者会見を行いました。

　本年7月に西宮市と阪神タイガースを含むトップスポーツ4チームとの間において「部活動地域展開に関する連携協定」を締結したことを受けて、阪神タイガースから地域クラブ活動「プレみや」への支援の提案がありました。

　具体的には、中学軟式野球の競技環境を維持することを目的に、地域クラブの立ち上げ・運営支援を実施するほか、タイガースアカデミーコーチによる各地域クラブへの巡回指導や、地域クラブ活動「プレみや」の軟式野球クラブを対象にした野球大会の開催について支援活動を行っていただくこととなりました。

　藤岡教育長は、「「部活動地域展開に関する連携協定」を結んだ、ヴィッセル神戸・大阪マーヴェラス・神戸ストークス様とは、今現在も可能な支援をお願いしており、それぞれの種目を盛り上げるために、協議をさせていただいているところです。一方、現在の中学校部活動の軟式野球においては、在籍する男子生徒数が10年前と比較して約40％減少するなど野球離れが深刻な状況です。中学校部活動を地域クラブ活動「プレみや」へ移行するにあたり、子供たちが野球に打ち込める環境を作り、全国的に有名な甲子園球場が立地する西宮市から再び子供たちの野球への熱意を高めていきたいと考えている中で、阪神タイガース様のお力もお借りして、市内の中学生が野球をはじめとする、地域クラブ活動を続ける機会が少しでも多くなるよう、引き続き取り組んでまいります。」と謝辞を述べました。

　嶌村聡（しまむら・さとし）球団本部長兼野球振興室長は、「中学校の軟式野球部員がかなり減少していることをまずは食い止め、野球に目を向けてもらい、野球のファンになってもらう、また受け皿の確保をしていこうと考え、球団としてさまざまな普及振興策を行ってきました。そんな中、西宮市と連携協定を結び、さらなる支援についてのお話を頂戴しましたので、西宮市内で野球心という団体を運営する阪神タイガース前打撃コーチの水口栄二さんとも協力し、今回の支援活動が実現する運びとなりました。西宮市内の中学校を出た佐藤選手や下村選手などがおりますし、中学生の皆さんには野球を通じて人間教育・人間育成をしていきたいという気持ちで、この支援を考えております。」と支援活動への思いを話されました。

部活動の地域展開で阪神タイガース、ヴィッセル神戸、大阪マーヴェラス、神戸ストークスと連携協定を締結｜西宮市ホームページ

お問い合わせ：文化スポーツ課0798-35-3567）