平成29年度西宮市民文化賞
更新日:2017年12月22日
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市は毎年、学術・芸術・体育・社会事業・生活文化等に功績があった個人及び団体に「西宮市民文化賞」を贈っています。
平成29年度は、次の2個人が受賞され、11月3日午前10時から西宮神社会館にて贈呈式が開催されました。
※西宮市民文化賞受賞者に関する掲載写真の無断使用を禁じます。
井上 晃一さん
西宮市医師会副会長、西宮市医師会准看護学院副学院長等を歴任され、変化する
医療環境を的確に把握して、看護師育成のための新たな課程の開設や校舎の新築移転に精力的に取り組み、西宮市医師会看護専門学校の礎を築かれました。
西宮市医師会看護専門学校長として、卓越した指導力と豊かな経験で地域医療の要となる看護師の育成に尽力し、本市の地域医療の充実と保健衛生の向上に大きく貢献されました。
また、永年にわたり園医や学校医等を務められ、本市の学校保健の促進に力を注ぐ一方、西宮市社会教育委員をはじめ幅広い分野において各種委員に就任し、本市の行政推進にも寄与されました。
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馬場 和比古さん
永年にわたり名塩紙の手漉き和紙職人として、気概をもって日夜研鑽に努め
られ、日本古来の伝統文化の堅持と紙漉き技術の向上に力を注ぐとともに、本市が全国に誇る伝統工芸品である名塩紙の「雁皮(がんぴ)に地元産の泥を漉き込む」という独特な製紙技法の伝承と普及啓発にも大きく貢献されました。
西宮市名塩和紙学習館紙すき推進委員として、和紙学習館の事業運営に携わり、名塩紙への理解と郷土愛を深めることに尽力されました。
また、国の重要文化財等の修復に用いる最高品質の金箔の製造工程に必要不可欠な、滑らかで良質な箔打紙(はくうちがみ)を繊細な感性と卓越した技術で抄造するなど、国内文化財の保存と西宮の名声を高めることに寄与されました。