平成28年度国際交流事務研修生 研修生だよりNO.2
更新日:2019年2月1日
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平成28年度国際交流事務研修生として8月29日から12月23日まで、王慧健(おうけいけん)さんが中国・紹興市から西宮市へ派遣され、市役所や西宮市国際交流協会で西宮市の行政や国際交流、日本文化や日本語について研修を受けておられます。西宮市にこられて約2ヶ月間、様々な研修やイベントに取り組まれた感想を書いていただきました。
研修生だよりNO.2
11月に入り、空が暗くなり、風も寒くなって、通勤の帰り道も寂しくなりました。もうすっかり秋になりました。
この2ヶ月、私の研修生活はとても充実していました。議会、商工課、消防署、都市ブランド発信課など、いろいろな部門で研修しました。一つ一つの部門で初めての体験を沢山して、優しい皆さんと出会って、一生忘れられない研修になると思います。
一番印象深かったのは、住宅部と水道局と言う公共施設部門でした。建物は60年で建て直し、水道管は40年で交換すると言う説明を聞き、日本を代表する物作りの素晴らしさを確信しました。しかも都市計画が長期的で、順調な町づくりを行っています。私は物の使用時間が長いことに驚きましたが、さらに素晴らしいのは計画が先々を見通していることです。
その他、紹興ウイークを開催し、中国語でエンジョイや特別講座「友好都市紹興を知ろう~紹興の中のニッポン~」にゲストとして参加しました。中国や紹興の面白さを皆さんと分かち合えて、楽しかったです。特別講座で紹介した紹興市越秀外国語学院の方政先生の “やはり、知中、親中、知日、親日の人々が多くなって行くと、真の「中日友好」が生まれることだろう。”という言葉をより多くの皆さんに伝えたいです。この言葉は「中日友好」を望んでいる私の気持ちを代弁しているからです。
平成28年度国際交流事務研修生 王慧健