今からできる 誰でもできる
明日の西宮を守る プラごみ対策

画像:浜辺のごみ
私たちが使うプラスチックは、軽くて腐らないなど便利なものですが、石油が原料のため、燃やすと二酸化炭素が出て地球温暖化につながります。
また、そのほとんどは自然に返らず、廃棄してもなくなりません。海に流れ出たそれらのプラスチック製ごみ(以下、プラごみ)は海を汚し、劣化・細分化を経て化学物質を含む「マイクロプラスチック」となり、それを鳥や魚が間違えて食べることで、生態系への悪影響が懸念されています。
西宮の、ひいては地球全体の環境を守るために、プラごみを出さないよう、あなたも身近なことから始めませんか。
写真:美化企画課 森川課長
美化企画課 森川課長

一緒にプラごみについて考え、できることから始めましょう

【問合せ】美化企画課(0798・35・8653)

【Q】プラごみは何を引き起こすの?

【A】地球温暖化や生態系への悪影響、海洋汚染などの環境問題

世界の海に漂うマイクロプラスチックが増加!
イラスト:海中のごみ
世界の海中にマイクロプラスチック(5ミリ以下のプラごみ)は?
51兆個以上
2050年には魚全体の重量を超える予想も
イラスト:ごみが浮かぶ海
国内でリサイクルされず未回収と推測されるペットボトルは?
35億本
マイクロプラスチックになるものも
わたしたちが日常的に消費しているものがプラごみに!
イラスト:ペットボトル
プラスチックを原料とするペットボトルの国内年間消費量は?
232億本
1人あたり年間約183本
イラスト:レジ袋
プラスチックを原料とするレジ袋の国内年間消費量は?
305億枚
1人あたり年間約300枚

【Q】私たちがすぐにできることは?

【A】マイボトルなどの利用でプラスチック消費量を減らせます

ペットボトル消費量削減にマイボトルを使いましょう
画像:マイボトル
日常的に購入する、清涼飲料水などが入ったペットボトルには、プラスチックが使われています。
マイボトルを持ち歩くことで、プラスチック消費量を減らしましょう。
生活の中に便利なマイボトルを
平成25年(2013年)の環境省の報告では62%の人がマイボトルを持っているとの結果が出ました。経済的でいつでもどこでも飲めるのが良いとの声もありました。

マイボトルの選び方

  • おいしく飲むためには、保温や保冷の効果があるもの
  • ふたをはずしてそのまま飲めるものが便利
  • かばんに入るコンパクトサイズ
レジ袋消費量削減にマイバッグを使いましょう
画像:マイバッグ
普段、コンビニやスーパーなどで何気なくもらっているレジ袋の多くには、プラスチックが使われています。マイバッグを持参することで、プラスチック消費量を減らしましょう。
プラスチック製レジ袋来年7月から有料化の方針
全国のコンビニ・スーパー等の小売店に有料化(一部例外)が義務付けられる予定です。節約のためにもマイバッグが有効です

マイバッグを持ってみよう

(1)丈夫で、口が広いものを準備
(2)かばんの中に入れて持ち歩きいつでも使えるようにする
(3)万引きを疑われないよう、折りたたんだまま買い物を

他にもありますプラごみ対策

  • 詰め替え商品を積極的に利用
  • スプーン等の使い捨てプラスチック製品の使用を控える
  • 地域清掃活動などへの参加
  • ペットボトルやレジ袋などの不法投棄はやめましょう

石井市長からのメッセージ

写真:石井市長
瓦木中学校でごみ問題について授業
市民の皆さんと、プラスチック製ごみによる海洋汚染などの問題についての課題を共有し、身近でできることをひとつずつ実践していきたいと思います。
豊かな地球の環境を守り、美しい地球を将来の世代に引き継ぐため、強い意識で環境問題に向き合う西宮市を一緒に作っていきましょう。

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