県の津波対策工事が完了
津波浸水想定区域 約81%の縮減効果

県の南海トラフ地震を想定した津波対策の「津波防災インフラ整備計画」に基づく市内全ての対策工事は、令和5(2023)年度に完了しました。工事により、市内の津波浸水想定区域は約81%の縮減効果(面積842ヘクタールから163ヘクタール)が見込まれています。

【市ホームページ】南海トラフ巨大地震へ備えて、「津波防災インフラ整備計画(確定版)」を県が策定

【問合せ】防災危機管理課(0798・35・3092)

イラスト:浸水区域縮減対策前と対策後
事業内容
  • 防潮水門の下流への移設
  • 陸閘(りっこう)の改良(遠隔操作化)
  • 防潮堤の越流対策
  • 防潮堤の沈下対策

これまで通りの避難行動を!

県の対策が実施されても、想定を上回る地震が発生する可能性があります。巨大地震の発生時には、これまで通り、市が発行している防災マップ(注1)に基づき、状況に応じて以下の避難行動をとるようにしてください。

【市ホームページ】西宮市防災マップについて

(1)まずは津波から逃げる
  • 水平避難
    鳴尾御影線より北側へ
  • 垂直避難
    津波避難ビル等の3階以上へ
  • 自宅等待避
    鉄筋コンクリート造等の3階以上の場合はとどまる
(2)津波の危険性がなくなったら
  • 家に被害がない場合…在宅避難も可
  • 家に被害がある場合…避難所等へ(注2)

(注1)県は、国の南海トラフ地震防災対策推進基本計画の見直しを踏まえ、県内対象地域の津波浸水想定を令和8(2026)年度に公表予定。市も、県の見直し後、速やかに防災マップ(津波浸水想定区域)の修正を行う予定
(注2)市の防災マップに掲載の津波浸水想定区域内の避難所は、原則開設しませんが、現地確認の上、安全であると判断した場合は開設します

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