石井市長の「てくて句 歳時記」
今月の一句!
市をつなぐ 橋上駅や 天高し
西宮市長 石井 登志郎
10月18日に松本尼崎市長と共に、国土交通省に行き、(仮称)阪急武庫川新駅整備への国の財政支援をお願いしてきました。2022年に阪急電鉄と両市が協定を締結し、おおむね10年以内の開業を目指し調整してきた結果、国へ要望できる環境が整ったものです。無事、国の補助事業として採択されると、7・8年後の実現を目指して進むこととなります。
阪急武庫川新駅は、約80年前に当時の瓦木村が西宮市と合併する時の約束ですが、西宮市と尼崎市にまたがる重要な交通の拠点として注目されており、両市にとって良好なまちづくりをさらに推進する大きな事業です。交通の利便性が向上するだけでなく、地域の色々なイベントや文化活動の交流も活発になることが期待できます。
尼崎市と西宮市は、人口規模が同程度なこともあり、良きライバルとして競い合う一方で、地理的に連携が強く、文化や歴史的なつながりを持ってきました。これからも共に成長するパートナーとして協力しながらお互いに高め合う仲でありたいと思っています。
橋の上にできる新たな駅が両市の懸け橋となり、西宮市をより一層、魅力あるまちにしていく契機としたいと思います。
要望書提出時の様子