【消防局】~救える命を救うために~救急車の適正利用にご協力をお願いします
更新日:2024年12月23日
ページ番号:68904403
目次
- 救急車は限りある資源です。正しく使いましょう。
- こんな時は迷わず119番!
- 適正利用のためにできること
- 救急車の誤った利用例
- 市内の搬送困難事案件数
- こんな時どうすればいいの?迷った時は…
- 関連リンク
救急車は限りある資源です。正しく使いましょう。
救急車は、事故などによる大けがや急病などで、緊急に病院で診察が必要な人のためのものです。
西宮市では11台の救急車が稼働していますが、令和5年中の救急出動件数は28,686件となりました。昨年と比較すると、救急出動件数は2,218件増加しています。1日の平均出動件数は78.6件で18分に1回救急車が出動し、西宮市民の17人に1人の割合で救急出動したことになります。
特にコロナ禍においては発熱等の緊急性の低い病気やケガなどでの救急車の利用が増えると、一分一秒を争う事案で到着時間が遅れたり、搬送先が決まるまでの時間が遅れたりして、救えるはずの命が救えなくなる可能性があります。
尊い命を救うために、市民の皆様のご協力をよろしくお願いします。
こんな時は迷わず119番!
次の症状がある場合は、重大な病気やけがの可能性があり、緊急性も非常に高い状態です。
ためらわずに救急車を呼んでください。
- 意識がない
- 胸が激しく痛む
- 突然の激しい頭痛
- 交通事故(強い衝撃を受けた)
適正利用のためにできること
- 体調がすぐれない時はできるだけ早めに病院を受診しましょう
- 持病がある方は、具合が悪くなった時どうすればよいかかかりつけの医師に確認しておきましょう
- 「必要な受診」を控えるのはやめましょう(詳しくは下のリーフレットをクリックしてください)
- 緊急性がなく病院までの交通手段がない場合は、民間の患者等搬送事業者(民間救急)等も活用しましょう
救急車の誤った利用例
- 今日は入院日だから
- 自家用車が無いから
- 救急車で病院に行ったら早く診てもらえるから
- 自分で病院を探すのが面倒だから
- タクシーはお金がかかるから
市内の搬送困難事案件数
搬送困難事案件数(件) | 比較(%) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
今回 | 前週 | 前年同期 | 前々年同期 | 対前週 | 対前年同期 | 対前々年同期 |
25 | 12 | 24 | 82 | +108% | +4% | -70% |
※搬送困難事案とは、病院照会回数4回以上、現場滞在時間30分以上の事案
こんな時どうすればいいの?迷った時は…
西宮市では、健康・医療・育児の悩み・家庭での介護などについて電話で相談できる新サービス「健康医療相談ハローにしのみや」を平成27年7月1日からスタートしています。西宮市にお住まいの方なら、どなたでもご利用いただけます。
「気になる症状や病気のことについての悩み」「応急手当はどうすればよいか」「こどもが夜中に熱を出したがどうしたらよいか」「どこの医療機関に行ったらよいか」など、ご相談内容に応じて、看護師・医師などが分かりやすくアドバイスします。詳しくは下記リンク『24時間電話相談「健康医療相談ハローにしのみや」』をご覧ください。
また、夜間や休日に急病診療できる医療機関については、下記リンク『夜間や休日に急病診療できる医療機関について』をご覧ください。