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【消防局】ウー・カン消防通信!~高度救助隊のお話~

更新日:2024年9月4日

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第6回

「消防」といえば、オレンジ色の救助服を着用したレスキュー隊(救助隊)を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

これまで、映画やドラマ、アニメの題材にもなっているとおり、「消防」を代表する花形です。
西宮市消防局には、そんなレスキュー隊の中でも、より高度な知識、技術を有したエキスパート部隊があります。 
それは「高度救助隊」という部隊で、市内で発生するすべての建物(中高層建物)火災事案、水難救助事案、特殊災害事案等に出動しています。

今回は、そんな人命救助の最後の砦となる「高度救助隊」について紹介します。

救助工作車

西宮消防署に配置されている部隊なんだよ!市内全域に出動するから、市の中心部にある西宮消防署に配置されているんだ。16名のエキスパートで構成されているよ!高度救助隊の愛称はセンサーだよ!と

高度救助隊の愛称

この高度救助隊、カンちゃんが教えてくれたとおり、愛称をSENSR(センサー)といいます。
このSENSR(センサー)という愛称には、「安全への付添人」という意味があり、高度救助隊員の右肩に付けられた高度救助隊員標章や高度救助隊が運用する救助工作車にも明示されています。
災害の発生により助けを求めている人を、必ず安全な状態に救出するというレスキュー隊の使命を表しています。

高度救助隊員標章

センサーロゴ

高度救助隊の歴史

高度救助隊は、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震、JR福知山線脱線事故などの大規模な災害事案が多発している状況から、全国的に救助体制の強化を図るべく、平成18年4月1日に法制度化された部隊です。

本市では、平成20年4月の中核市移行に伴い、同年7月1日に発足しています。
※下の写真は高度救助隊の発足式の様子と決意表明です。

発足式

決意表明

高度救助隊の役割

高度救助隊は、市民の安全・安心を守るべく、災害現場の最前線で活躍しているほか、本部の警防課と連携し、年間を通じて実施する救助訓練等の立案、運営に携わることで、指導的立場として他のレスキュー隊員の育成に貢献する役割も果たしています。

高度救助隊はレスキューの専門部隊として、知識や技術の研鑽にひたむきに頑張っているんだね!そんな高度救助隊が他のレスキュー隊の指導的立場という大きな役割を担うことで、相乗効果として全体のレベルアップを目指しているんだ!

高度救助隊は、この7月1日で、発足から15年の節目を迎えます(前身の専任救助隊の発足から数えると22年)。
これからも、「力強く、市民から親しまれ、信頼されるレスキュー隊」という理想像を追いかけて!
今後とも、高度救助隊をはじめ、本市のレスキュー隊員の益々の活躍に、熱い期待をお寄せいただきますようお願いします。
西宮市消防局のレスキュー隊には、まだまだ伝えきれないほどの魅力がたくさんありますので、今後のウー・カン消防通信を通じてお届けしていきます!

お問い合わせ先

消防局 企画課

西宮市六湛寺町8-28 西宮市役所第二庁舎2階

電話番号:0798-26-0119

ファックス:0798-36-2467

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