【西宮消防署】ウェブ消防署見学、消防車(ポンプ車)を紹介します
更新日:2021年9月10日
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西宮消防署の消防車(ポンプ車)を紹介します
消防車には、火事、救急、救助の現場に出動するため、いろいろな種類があります。
このページでは、主に火事の時に出動する「ポンプ車」(西宮1)について紹介するよ!
ポンプ車って?
ポンプ車は、消火栓(太い水道管)や防火水そう、池、川など水のあるところから水を汲み上げるポンプがついている消防車です。(ちなみに、消火栓など水源のことを、「水利」といいます。)
前に、「タンク車」を紹介したけど、このポンプ車はあまり水を積んでいない代わりに、小回りが利く小さいサイズになっているので、少し狭い道でも走れるよ!
そして、ポンプ車の大事な仕事は、タンク車に水を送ってあげることです!
タンク車は、1500リットルの水を積んでいるけど、本格的に放水が始まると、5分ほどでなくなってしまいます。
そこで、このポンプ車が水利から水を汲み上げて、タンク車まで送ってあげることで、放水を続けられるようにするのです!
街の道路上にある、消火栓の蓋です
ポンプ車が、消火栓から水をとっています
ポンプ車が、防火水そうから水を吸い上げています
消火栓や防火水そうに向かって伸びている、灰色の太いホースは、普通のホースと何が違うの?
この太いホースは、吸管といって、水を吸いあげるために使うホースです。
でこぼこしているのは、ポンプが水を吸い上げるときにホースがつぶれてしまわないように、工夫されているからです!
掃除機のホース部分と同じ形ですね!
消火栓の蓋の下はこんな感じになっているよ!危ないから近づかないようにしてね!
1本20メートルのホースがたくさん必要!そんなときは…
ポンプ車から遠い場所にタンク車がいるときは、ホースがたくさん必要になりますよね!
そんな時は、ホースカーというもの使います。下の写真のように、消防士がホースカーを引っ張って、ホースを落としながらどんどん伸ばします。
なんと8本160メートル分が積んであります!
このシャッターの中に秘密が!
ここに、何か積んでありますね!
これが、ホースカーです!
このように、後ろからホースがどんどん落ちて伸びていくのです!
ポンプ車には、どんなものを積んでいるの?
タンク車のように、火災現場で放水するための、ホースや金具など、たくさんの道具が積んであります!
タンク車と同じように、屋根にはしごを積んでいるよ!
座席や運転席は、こんな感じになっているよ!
後方の座席には、タンク車と同じく空気呼吸器が積んであります。
運転席や助手席のまわりには、サイレンや赤色回転灯のスイッチ、AVMという消防隊専用のカーナビのような機械もついています。
このAVMには、出動に必要な情報や、消火栓などの場所がわかる地図が表示されるんだよ!
学びましょう、火の用心!
このページでは、火事や事故の現場で活躍する消防車を紹介しました。
しかし、何よりも災害がないことが一番です!
火事は、日頃からの注意と、知識があれば、防ぐことができます!
下記リンク先の火災予防のページでは、随時皆様に火の用心に関する注意喚起を行っています!
ぜひこの機会にご覧になってください!