平成20年度 西宮市レジ袋削減等に関する協定を締結しました(平成20年11月26日)
更新日:2022年10月31日
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平成20年11月26日午後2時15分より西宮市役所東館8階ホールにて、消費者、市内食品系スーパーマーケットと西宮市の3者による「西宮市レジ袋削減協定締結式」が行われ、消費者、各事業者の代表や市職員などが出席しました。
この協定は、大量消費社会から環境への負荷が少ない「資源循環型都市西宮」の創造に向け、市民・事業者・行政の3者が協働で買い物袋持参促進運動や容器包装削減などの「ごみの減量・資源化」を推進する取り組みの1つとして今年8月より協議を重ね、今回の協定締結に至りました。
今回、市と同協定を締結した事業者は以下の通りです。
計12事業者47店舗(市内の全食品系スーパーマーケットの約88%)です。
協定締結式のはじめに山田知市長は「本市は、西宮市ごみ減量推進計画として、平成30年に25%のごみ減量を目指す“チャレンジにしのみや25”を策定いたしました。市民のごみ減量の機運をさらに高めるためにも『レジ袋削減』をきっかけにして取り組んでいただけるよう、事業者・市民・行政の3者によるごみの減量とCO2の削減、資源の有効利用を進める合言葉として、買い物袋の持参運動を進めてまいりたいと考えております。今後も、さらに多くの市内の事業者にもレジ袋削減を呼びかけ、レジ袋無料配布の中止を視野に入れた取り組みを進めてまいりたいと考えております」とあいさつ。続いて西宮市レジ袋削減推進委員会の都倉克己会長が「レジ袋削減運動に、多くの市民や事業者の方のご理解とご支援をいただきありがとうございます。西宮市レジ袋削減推進委員会は今後も、今回協定の締結に至らなかった事業者を含め、1人でも多くの市民にレジ袋の辞退やマイバッグの持参を呼びかけてまいりますので、ご協力をよろしくお願いします」とあいさつしました。その後、山田市長から各事業者の代表者にレジ袋削減等に関する協定書が手渡され、各事業者の代表者は笑顔で協定書を受け取りました。
協定締結式の最後に、事業者を代表してイズミヤ株式会社上席執行役員販売総括部の釜下保彦部長が「この度、当社は本日グランドオープンした阪急西宮ガーデンズに出店することができました。当社は平成7年ごろからレジ袋の削減に関する取り組みを行っており、レジ袋の辞退率は当初(全店平均)10%程度でしたが、現在では(全店平均)36.5%まで上昇しています。これも、お客様である消費者の方々や行政の協力があってのことです。これからも企業として、地球環境のためにレジ袋削減などの環境に配慮した取り組みを続けてまいります」と述べました。
今後、協定を締結した各事業者は「レジ袋削減に向けた取り組みや買い物袋持参促進など容器包装削減に関する協定の締結要領」に基づき、レジ袋の辞退率などにかかる数値目標を設定(設定可能な場合)し、店頭に「レジ袋削減推進店」のステッカーを掲出し、レジ袋など容器包装削減によるごみ発生抑制の促進に取り組みます。また、その取り組みを年度ごとに数値目標の達成状況などとともにレジ袋削減推進委員会に報告します。市は、事業者の取り組みの成果を市ホームページ等で広く市民に公表していきます。
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