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【上甲子園中学校】職業体験講演(出前授業)

更新日:2024年1月25日

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※この記事は平成30年度に作成したものです。
  



平成30年(2018年)2月19日、上甲子園中学校一年生を対象に、武庫川女子大学の協力を得て、様々な職種の専門家を招き、出前授業を行いました。
この出前授業は、二年生で体験する「トライやる・ウィーク」に向け、職業というものに興味関心を高めることを目的としています。


【出前授業】

選択した職業を比べ、違いに気付き、将来を考える上で貴重な経験とするために、生徒たちは、9講座の中から、2つを選択し受講しました。


【あなたは疲れていませんか?】理化学研究所研究員 山野恵美先生

日本人は、全体的に疲れており、その疲れの改善の手助けができればと疲労を計るための実験をしていることや、疲労にすぐに気づくことや対策がとても大切だというお話がありました。
生徒からは
「ひとつの表からたくさんのことが分かって、すごいと思う。」、「脳から『ストレス』という信号が送られて体全体に影響が出ると聞いて不安になった。」、「最初は些細なことだとしても、後にとても大きなストレス(疲労)になってしまうから、気をつけたいと思いました。」、「本日話して下さった論文を、人々に伝える研究者に感心しました。」といった感想が聞かれました。

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【体内時計の不思議】食物栄養学科教授 福尾惠介先生

人には、もともと体内時計が備わっており、朝起きて眠い時は太陽を浴びて目を覚ましてみようというお話がありました。
生徒からは、
「いつもは気にとめないけれど、人の体ってよくよく考えると不思議で、地球という環境に合わせてよく出来ていると思いました。」といった感想が聞かれました。

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【快適に過ごすためのアパレル素材学】生活環境学科講師 竹本由美子先生

洋服を作っている人は、着る人が快適に過ごせるように、デザインするだけでなく、素材から細かく考えているというお話がありました。
「ダウンジャケットは、なぜあたたかいのか?」というお話では、水鳥のダウンボールが入っており、実際に生徒たちは素材を目で確かめていました。
どんな素材の服を着て、快適に過ごせるかが大切だということを教えて頂きました。
生徒からは、
「自分が、何も考えずに身につけている服だけど、作るのにいろいろと考え、素材なども見て、大変な思いをして作っていることが分かりました。」、「服を作ることは、簡単なことではなく、大変な思いをして作っていることが分かりました。これからは素材も気にして選んでみようと思いました。」といった感想が聞かれました。

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【絵本の読み聞かせについて】学校教育センター特任教授 山下由佐先生

絵本には、『健康』『環境』『人間関係』『言葉』『表現』などの生活と遊びが盛り込まれていて、保育で子供たちに読み聞かせを終えた後、「どうだった?」と子供たちに聞かず、絵本の内容を聞くことが大切だというお話がありました。
講演では、実際に絵本を読んで、読み聞かせを実演されました。


生徒からは、
「以前から幼稚園の先生に大変興味を持っていて、今日、このお話が聞けて、よかったです。」、「私は、トライやる・ウィークの第一希望を保育所と書いたので、この話を聞いたことを忘れずに、希望が通れば、いかしたいと思いました。」といった感想が聞かれました。

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【薬剤師の仕事】株式会社 ぼうしや薬局 薬剤師 北郷悠子先生

薬剤師の仕事や薬の種類のお話だけではなく、自分で薬の量が管理できない人のために、1回分を丸ごと袋に小分けにする機械も見せていただきました。
生徒が、薬剤師を目指したきっかけを訪ねると、北郷さんは「従兄弟が薬剤師だったことと、化学が好きだったからです。」と笑顔で答えて下さいました。


生徒からは、「私も、薬を作ってみたいです。」という声がありました。

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【建築の仕事】株式会社 竹中工務店 東奈生子先生

東京スカイツリーや東京ドーム、あべのハルカスを建築した話が出た際には、生徒たちはとても驚いた様子でした。
生徒が「しんどいと思ったことは、ありますか?」と質問をすると、東さんは「締め切りまで時間がないとき、間に合わせようとすることが大変です」と笑顔で答えて下さいました。
生徒からは、
「あべのハルカスを建築するのに約5年もかかったそうですが、あれほど高くて、大きな建物をミスなく設計し、建築するのに5年は短い方だと私は思いました。」、「私は、美術や技術などは好きな分野なので、今回の体験は貴重な経験になったと思います。」といった感想が聞かれました。

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【音楽に色がついて見える世界】食物栄養学科 講師 長谷川裕紀先生

人は、色がついていると脳内で分かりやすく理解ができるというお話がありました。
お話の中で、無意識に音に色がついて見える人がいると聞いた生徒たちは、大変驚いた様子でした。
このような、ある刺激に対して通常の感覚だけではなく、異なる種類の感覚をも生じさせる特殊な知覚現象「共感覚」についてのお話があり、生徒たちは大変関心を持った様子でした。
最後に長谷川さんは「音楽は、目で見えることではないが、視覚的にイメージをし、色を感じながら音楽を楽しみませんか?」と語りかけていました。

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【食品会社の研究員という仕事】フジッコ株式会社 研究開発部 尾崎薫さん

腸内は、数百種類、約百兆個の菌があり、食生活や生活習慣、加齢や病気などを考える上で、腸内環境を知ることが重要になっており、その中の一つ、ビフィズス菌の働きがとても体の健康につながっていると説明がありました。


生徒からは、
「今日の話を聞いて、ひとつのことを研究者として調べるのは、とても楽しそうと感じました。」といった感想が聞かれました。


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【人をつなぎ、情報をつなぐSNS リスクを理解し、楽しくつきあおう!】情報メディア学科 助手 大谷光一先生

スマホなどが欠かせない時代になり、これからの時代、ますますネット社会になるだろうとお話がありました。
世界中の画像や映像、ニュースなどの情報に、自由にアクセスできるようになったが、現代を生き抜くためには「どれが本当の情報なのか。」を見極めていくことが大切だということを生徒たちに教えて下さいました。


インターネットが便利になった今、自宅の場所や個人情報などがネットに流れ、思いもよらないことが起こるので、気をつけて欲しいとお話がありました。

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【出前授業を終えて】

出前授業を受けた生徒たちは、「このことを、聞くだけで終わらせないようにしたい。」と話しており、普段の授業とは違ったこのような機会をもっと増やしてほしいという感想を持った生徒が多くいました。


「就職までまだまだ時間がある中学生ですが、将来を選択するということと今後の学習に活かしてほしい。」と辻村校長は話をされていました。

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【生徒たちの感想】

「働くことは私たち中学生には程遠いイメージがあり、仕事をすることは大変だと感じました。今日の授業は、大人の方が働くことに関して色々教えてくださり、私たちにとって知らなかった知識ばかりだったのですごく面白かったです。トライやる・ウィークは貴重な体験だと思うので一日一日を大事にし、仕事の細かいところまでしっかりと知れるように頑張りたいと思います。」


「将来獣医になりたくて、その夢についてプラスのイメージがあり、早く高校、大学を出て、獣医として働くことが楽しみと考えています。今日の授業は1回目に『音楽に色がついて見える世界』を受け、五感の他にある特殊なものを持っている人がいることを知り、最初は不思議だと思いましたが、自分もその体験をしてみたいと思いました。とっても楽しかったです。来年度は、二年生になり、自分の夢にも少し近づくので、今日学んだことをトライやる・ウィークに活かしたいです。」


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