市制100周年記念企画
みやたんと学ぶ西宮の今昔 西宮の里山「船坂」
山口町の船坂は、かやぶき屋根の古民家や棚田が残る里山です。船坂の地名は、鎌倉時代初期に洪水被害から有馬温泉を復興した仁西上人が温泉の湯船の板をこの地で求めたことからという言い伝えがあります。 船坂里山学校は、閉校となった船坂小学校を活用した施設で、地域住民らによって管理されています。ここでは、船坂の歴史に関する展示を行っているほか、ジャガイモ収穫体験会やそば打ち体験会、手作り味噌講習会を実施するなど、船坂を訪れる人と地域住民の交流を生み出す場となっています。
地域と学生らが古民家再生に取り組んでいるみにゃ~
船坂の気候を生かした寒天作り(昭和39年)。最盛期にはヨーロッパへも輸出していた
船坂マルシェ(11月実施)では、船坂産野菜や焼き芋が販売され、丸太切り体験が楽しめる